++[Truce Residence, 600 A.D.] | ++[Truce Residence, 600 A.D.] | |
Woman | 千年祭?建国1000年?こんなひるまから何ねぼけてるんだい?今は建国600年、ガルディア21世が国をおさめてるじゃないか。 | 千年祭?建国1000年?こんなひるまから何ねぼけてるんだい?今は建国600年、ガルディア21世が国をおさめてるじゃないか。 |
Young Man | 魔王軍と王国軍の戦いが始まってからもう何年もたつ……。一体この戦はいつまで続くのだろう……。 | 魔王軍と王国軍の戦いが始まってからもう何年もたつ……。一体この戦はいつまで続くのだろう……。 |
++[Truce Inn, 600 A.D.] | ++[Truce Inn, 600 A.D.] | |
Woman | おとまりですか?10Gになりますが? | おとまりですか?10Gになりますが? |
○ はい | ○ はい | |
○ いいえ | ○ いいえ | |
いらっしゃいませ。 | いらっしゃいませ。 | |
兵士 | ここはどこだと?バカ者!!わがガルディア王国を知らぬわけはあるまいっ!わが国は、いま平和をとりもどすため魔王軍と日夜戦っているのだ。 | ここはどこだと?バカ者!!わがガルディア王国を知らぬわけはあるまいっ!わが国は、いま平和をとりもどすため魔王軍と日夜戦っているのだ。 |
そのくらいは知っておるであろう? | そのくらいは知っておるであろう? | |
○ はい | ○ はい | |
○ いいえ | ○ いいえ | |
ならば!ここはどこだなどねぼけたことをいうのはやめるのだな。 | ならば!ここはどこだなどねぼけたことをいうのはやめるのだな。 | |
なんと!それも知らぬとは……。もしかして、おぬし旅の者か?ふむ。それならばしかたがないか。 | なんと!それも知らぬとは……。もしかして、おぬし旅の者か?ふむ。それならばしかたがないか。 | |
Man | 建国のお祭り?なに言ってんだ!今、それどこじゃねーだろ!! | 建国のお祭り?なに言ってんだ!今、それどこじゃねーだろ!! |
Young Man | ゼナンにかかる橋は、魔王軍に壊されてしまったよ。当分、南の大陸へはわたれないって事だな。 | ゼナンにかかる橋は、魔王軍に壊されてしまったよ。当分、南の大陸へはわたれないって事だな。 |
兵士 | いやもう、うれしくって!ずっと、いなくなっていたリーネ王妃が裏山で見つかったんですよっ! | いやもう、うれしくって!ずっと、いなくなっていたリーネ王妃が裏山で見つかったんですよっ! |
今ごろは、お城に戻られてホッとしているころだろうな。 | 今ごろは、お城に戻られてホッとしているころだろうな。 | |
でもリーネ王妃は、どういうわけかわけのわからない事を口走っているとか……よっぽど、こわい思いをされたんだな。 | でもリーネ王妃は、どういうわけかわけのわからない事を口走っているとか……よっぽど、こわい思いをされたんだな。 | |
兵士 | いやはや一時はどうなることかと……。リーネ王妃がいなくなって王様は何も手につかなくなるし。魔王のしわざじゃないかって兵士たちに国中を探させていたんですよ。しかし、見つかってよかった! | いやはや一時はどうなることかと……。リーネ王妃がいなくなって王様は何も手につかなくなるし。魔王のしわざじゃないかって兵士たちに国中を探させていたんですよ。しかし、見つかってよかった! |
トマ | あんたもヨソ者かい?俺は探検家のトマってんだ。いっぱいおごってくれるんならいいネタをやるぜ。 | あんたもヨソ者かい?俺は探検家のトマってんだ。いっぱいおごってくれるんならいいネタをやるぜ。 |
どーだい? | どーだい? | |
○ おごる | ○ おごる | |
○ おごらない | ○ おごらない | |
トマ | おやじ、酒!! | おやじ、酒!! |
こいつはすまねえな。さて……。リーネ様が、いなくなったって話だが……俺は西のほうにできたというあの修道院があやしいと思っているんだ。え?リーネ王妃はとっくに裏山の方で見つかったって?ふーむ……そうだったのか……。 | こいつはすまねえな。さて……。リーネ様が、いなくなったって話だが……俺は西のほうにできたというあの修道院があやしいと思っているんだ。え?リーネ王妃はとっくに裏山の方で見つかったって?ふーむ……そうだったのか……。 | |
俺は、西にたてられたというあの修道院が、ぜったいにあやしいと思っていたんだがな。 | 俺は、西にたてられたというあの修道院が、ぜったいにあやしいと思っていたんだがな。 |
トマ | そーかい。俺は物ごいじゃねえ。無理にとは言わねーよ。 | そーかい。俺は物ごいじゃねえ。無理にとは言わねーよ。 |
ちょっとすまねえな。 | ちょっとすまねえな。 |
++[Truce Residence, 600 A.D.] | ++[Truce Residence, 600 A.D.] | |
Banta | 俺は、かじ屋のバンタ。ガルディア王にたのまれて、王様からリーネ様への愛のあかし『リーネの鐘』を作ってるのさ。 | 俺は、かじ屋のバンタ。ガルディア王にたのまれて、王様からリーネ様への愛のあかし『リーネの鐘』を作ってるのさ。 |
しかしよ、一時はどうなるかと思ったよ。リーネ王妃になにかあったら、鐘だなんて言ってられないからな。裏山で見つかった、リーネ王妃も無事お城に戻られたというし。俺も安心してしごとに戻ったってわけよ。 | しかしよ、一時はどうなるかと思ったよ。リーネ王妃になにかあったら、鐘だなんて言ってられないからな。裏山で見つかった、リーネ王妃も無事お城に戻られたというし。俺も安心してしごとに戻ったってわけよ。 | |
Young Woman | さいしょくけんびの娘をもつのが夢なんですって。 | さいしょくけんびの娘をもつのが夢なんですって。 |
++[Truce Market, 600 A.D.] | ++[Truce Market, 600 A.D.] | |
Man | せっかく来たんだ、見るだけじゃなくてぜひ買っていってくれ。 | せっかく来たんだ、見るだけじゃなくてぜひ買っていってくれ。 |
まいど!また来てくれよな。 | まいど!また来てくれよな。 | |
Knight | そうか。お前も武器を手にして魔王軍と戦おうというのだな。それはなかなかいい心がけだ。しかし武器や防具は買うだけではダメだぞ!その後、装備してこそ意味があるというものだ。 | そうか。お前も武器を手にして魔王軍と戦おうというのだな。それはなかなかいい心がけだ。しかし武器や防具は買うだけではダメだぞ!その後、装備してこそ意味があるというものだ。 |
++[Zenan Bridge, 600 A.D.] | ++[Zenan Bridge, 600 A.D.] | |
兵士 | この橋は、魔王軍にこわされて修理中だ。しかし、サイラス様が戻られるまで、我らが手で王国を死守するのだ! | この橋は、魔王軍にこわされて修理中だ。しかし、サイラス様が戻られるまで、我らが手で王国を死守するのだ! |
++[Guardia Forest, 600 A.D.] | ++[Guardia Forest, 600 A.D.] | |
System | モンスターがシェルターを落としていった! | モンスターがシェルターを落としていった! |
Sign | この先、行き止まり。 | この先、行き止まり。 |
++[Guardia Castle, 600 A.D.] | ++[Guardia Castle, 600 A.D.] | |
兵士 | 何者だ! | 何者だ! |
兵士 | 見かけんヤツだな。 | 見かけんヤツだな。 |
大体なんだ、そのかっこうは? | 大体なんだ、そのかっこうは? | |
もしや魔王軍の手先? | もしや魔王軍の手先? | |
兵士 | と、こんな弱々しいヤツが | と、こんな弱々しいヤツが |
魔王軍という事もあるまい。 | 魔王軍という事もあるまい。 | |
兵士 | さ、行った行った! | さ、行った行った! |
あまりウロウロしていると | あまりウロウロしていると | |
ひっとらえるぞ! | ひっとらえるぞ! | |
Queen Leene | おやめなさい! | おやめなさい! |
兵士 | リ、リーネ王妃様! | リ、リーネ王妃様! |
王妃 | その方は私がお世話になったお方。客人として、もてなしなさい。 | その方は私がお世話になったお方。客人として、もてなしなさい。 |
兵士 | しかし、こんな怪しい…… | しかし、こんな怪しい…… |
王妃 | 私の命が聞けないと? | 私の命が聞けないと? |
兵士 | めっそうもありません!どうぞお通りを! | めっそうもありません!どうぞお通りを! |
王妃 | フフ……。 | フフ……。 |
兵士 | 王妃様の客人とは知らず失礼いたしました。 | 王妃様の客人とは知らず失礼いたしました。 |
兵士 | 王妃様とお近づきになれるなんてラッキーなヤツだな。 | 王妃様とお近づきになれるなんてラッキーなヤツだな。 |
この先にガルディア王21世がおわします。 | この先にガルディア王21世がおわします。 |
兵士 | くれぐれも、失礼のないようにな。 | くれぐれも、失礼のないようにな。 |
王 | おお、そなたか。リーネが外で世話になったというのは。心から礼を言うぞ!しかし外で何があったのだ?リーネの様子がどうもおかしいのだ。いつも身につけていたサンゴのかみかざりも、なくしていたようだし。あれほど大事にしていたというに……。いや、失礼。そなたの事、騎土団長に話しておこう。左地下の騎土団の部屋で休んでくれ。 | おお、そなたか。リーネが外で世話になったというのは。心から礼を言うぞ!しかし外で何があったのだ?リーネの様子がどうもおかしいのだ。いつも身につけていたサンゴのかみかざりも、なくしていたようだし。あれほど大事にしていたというに……。いや、失礼。そなたの事、騎土団長に話しておこう。左地下の騎土団の部屋で休んでくれ。 |
大臣 | うーむ…… | うーむ…… |
なんじゃお前は!え~い、向こうへ行け! | なんじゃお前は!え~い、向こうへ行け! | |
Knight | この先は王のお部屋。騎土団の部屋は、ここを出てすぐに左に行った、かいだんの下だ。 | この先は王のお部屋。騎土団の部屋は、ここを出てすぐに左に行った、かいだんの下だ。 |
ここだけの話だが、最近大臣の様子がどうもおかしいのだ。城をよくぬけ出しているようだし…… | ここだけの話だが、最近大臣の様子がどうもおかしいのだ。城をよくぬけ出しているようだし…… | |
おかしいと言えば、リーネ王妃様のごえいのあのカエル野郎、近ごろ姿を見てないな。昔、呪いでカエルの姿にされたらしいがそんな事があるのだろうか。もしや魔王軍のスパイだったのでは? | おかしいと言えば、リーネ王妃様のごえいのあのカエル野郎、近ごろ姿を見てないな。昔、呪いでカエルの姿にされたらしいがそんな事があるのだろうか。もしや魔王軍のスパイだったのでは? |
Young Woman | 大臣様がおかしくなったなんて言う人がいますが、私はそうは思いませんわ。大臣様は、とても信心深くなられて西のマノリア修道院に、まいにちのようにおいのりに行かれてるんですよ。 | 大臣様がおかしくなったなんて言う人がいますが、私はそうは思いませんわ。大臣様は、とても信心深くなられて西のマノリア修道院に、まいにちのようにおいのりに行かれてるんですよ。 |
Knight | この先は王妃様のお部屋。お前を通してもよいとの事だ。 | この先は王妃様のお部屋。お前を通してもよいとの事だ。 |
王妃様がお待ちかねだ。 | 王妃様がお待ちかねだ。 | |
Young Woman | おや、アンタかい。王妃様が外で世話になったってのは。なんだかサエないね~。 | おや、アンタかい。王妃様が外で世話になったってのは。なんだかサエないね~。 |
十数年……。今でもおわかくていらっしゃいます。しかしもどって来られてから、さらにおわかくなられたみたい……。 | 十数年……。今でもおわかくていらっしゃいます。しかしもどって来られてから、さらにおわかくなられたみたい……。 |
王妃 | 来ましたね。 | 来ましたね。 |
王妃 | はずしてちょうだい。この者と話があるのです。 | はずしてちょうだい。この者と話があるのです。 |
めし使い | かしこまりました。 | かしこまりました。 |
王妃 | さ、えんりょせず、もっと近くへ。 | さ、えんりょせず、もっと近くへ。 |
プッ……。 | プッ……。 | |
なーんてね、来てくれたんだクロノ! | なーんてね、来てくれたんだクロノ! | |
マール | そ、私よ!何だかみんな私の事リーネって言うの。 | そ、私よ!何だかみんな私の事リーネって言うの。 |
でも、うれしかった。 | でも、うれしかった。 | |
ほんの少し、お祭りでいっしょだっただけなのに、来てくれて。 | ほんの少し、お祭りでいっしょだっただけなのに、来てくれて。 |
マール | クロノ……ありがと……。 | クロノ……ありがと……。 |
な、何!? | な、何!? | |
!!な、何コレ?心がバラバラになってくみたい…… | !!な、何コレ?心がバラバラになってくみたい…… | |
こ、こわいよ!私がなくなってしまうみたい……。た、助けて、クロ…… | こ、こわいよ!私がなくなってしまうみたい……。た、助けて、クロ…… |
Young Woman | ね、リーネ王妃様、なんだか変じゃなかった? | ね、リーネ王妃様、なんだか変じゃなかった? |
○ はい | ○ はい | |
○ いいえ | ○ いいえ | |
やっぱり!私はリーネじゃないって言うしなんとなく前とはちがうのよ。あ!コレないしょよ! | やっぱり!私はリーネじゃないって言うしなんとなく前とはちがうのよ。あ!コレないしょよ! | |
そ。なら、いいけど。 | そ。なら、いいけど。 | |
Young Woman | あら!もういいのかい?ところであんた、リーネ王妃様に…… | あら!もういいのかい?ところであんた、リーネ王妃様に…… |
変なコトしなかったでしょうね? | 変なコトしなかったでしょうね? | |
○ はい | ○ はい | |
○ いいえ | ○ いいえ | |
ホントかねえ……。 | ホントかねえ……。 | |
おやおや、そんな事知れたら大変!わたしゃ何も聞かなかったからね。 | おやおや、そんな事知れたら大変!わたしゃ何も聞かなかったからね。 | |
Knight | ……まったく女というものは、いつの世もうわさ話が好きなものだな。 | ……まったく女というものは、いつの世もうわさ話が好きなものだな。 |
ルッカ | クロノ! | クロノ! |
ハアハア……無事みたいね!それより、あのコは? | ハアハア……無事みたいね!それより、あのコは? | |
何ですって、消えたあ!? | 何ですって、消えたあ!? |
ルッカ | ……やっぱりね。 | ……やっぱりね。 |
あのコが消える時、どっかで見たかおだと思ったのよ。 | あのコが消える時、どっかで見たかおだと思ったのよ。 | |
ここは、王国は王国でもずいぶんと昔の王国みたいね。 | ここは、王国は王国でもずいぶんと昔の王国みたいね。 | |
あのコは、自分のご先祖様に間違えられたってワケよ。あの子は私達の時代でも、お姫様…… | あのコは、自分のご先祖様に間違えられたってワケよ。あの子は私達の時代でも、お姫様…… |
ルッカ | マールディア王女なのよ! | マールディア王女なのよ! |
マール、つまりマールディア王女はこの時代の王妃の子孫なの。 | マール、つまりマールディア王女はこの時代の王妃の子孫なの。 | |
この時代の王妃がさらわれた……本当はそのあと、誰かが助けることになっていたの。でも歴史は変わってしまった…… | この時代の王妃がさらわれた……本当はそのあと、誰かが助けることになっていたの。でも歴史は変わってしまった…… | |
つまり、マールがこの時代に現われ王妃に間違えられたために本物の王妃のそうさくがうち切られてしまった。もし王妃が殺されてしまったら… | つまり、マールがこの時代に現われ王妃に間違えられたために本物の王妃のそうさくがうち切られてしまった。もし王妃が殺されてしまったら… | |
マールの存在が消えてしまうの……でもまだ間に合うわ!今からでも王妃を助け出すことができれば歴史はもとにもどるはず!! | マールの存在が消えてしまうの……でもまだ間に合うわ!今からでも王妃を助け出すことができれば歴史はもとにもどるはず!! | |
ルッカ | おそらく、この時代の王妃の身に何かあったんだわ。だから、子孫であるあのコの存在そのものが…… | おそらく、この時代の王妃の身に何かあったんだわ。だから、子孫であるあのコの存在そのものが…… |
とにかく、本物の王妃の行方を探さなきゃ! | とにかく、本物の王妃の行方を探さなきゃ! | |
消えた王女 | 消えた王女 | |
大臣 | なぜ戻って来られた?一人であそこから、ぬけ出せるはずが…… | なぜ戻って来られた?一人であそこから、ぬけ出せるはずが…… |
兵士 | 休むなら下に行きな。 | 休むなら下に行きな。 |
地下は騎土団の部屋だ。 | 地下は騎土団の部屋だ。 | |
Knight Captain | ゼナンの橋は最終防えい線。なんとしても死守せねばならん! | ゼナンの橋は最終防えい線。なんとしても死守せねばならん! |
お前か、王妃様を外で世話したというのは。休むのならメイドに言ってくれ。 | お前か、王妃様を外で世話したというのは。休むのならメイドに言ってくれ。 |
Young Woman | お休みになられます? | お休みになられます? |
○ はい | ○ はい | |
○ いいえ | ○ いいえ | |
お目ざめはいかがです? | お目ざめはいかがです? | |
兵士 | ああ!こんな時サイラス様がいてくれたら! | ああ!こんな時サイラス様がいてくれたら! |
お主も名前くらいは知ってるだろ? | お主も名前くらいは知ってるだろ? | |
○ はい | ○ はい | |
○ いいえ | ○ いいえ | |
あの方さえいれば、王妃様がいなくなるなんて事もなかっただろうに…… | あの方さえいれば、王妃様がいなくなるなんて事もなかっただろうに…… | |
なんとサイラス様を知らぬのか!あれほどの勇者を知らぬとはお主、どこに住んでおるのだ。 | なんとサイラス様を知らぬのか!あれほどの勇者を知らぬとはお主、どこに住んでおるのだ。 | |
兵士 | サイラス様は騎土団長だったお方。いつも、王やリーネ様は自分が守るとおっしゃっておられたのに……十年近く前に、おともを一人つれ旅に出られそれっきりなのです。 | サイラス様は騎土団長だったお方。いつも、王やリーネ様は自分が守るとおっしゃっておられたのに……十年近く前に、おともを一人つれ旅に出られそれっきりなのです。 |
兵士 | 昔、西の森あたりは、ヤクラという魔物が住んでいて、誰も近寄らなかったんだ。だが少し前、その森の中に修道院がたてられてからは魔物も出なくなったのだ。さすが神のごかご。ありがたい事だ。 | 昔、西の森あたりは、ヤクラという魔物が住んでいて、誰も近寄らなかったんだ。だが少し前、その森の中に修道院がたてられてからは魔物も出なくなったのだ。さすが神のごかご。ありがたい事だ。 |
いやはや、王妃様が見つかって本当によかった。これで戦に、せんねんできる! | いやはや、王妃様が見つかって本当によかった。これで戦に、せんねんできる! | |
Wounded Soldier | うう…… | うう…… |
兵士 | このところ魔王軍はナリをひそめているが、かえって不気味だ。 | このところ魔王軍はナリをひそめているが、かえって不気味だ。 |
兵士 | この下はしょくどうだ。 | この下はしょくどうだ。 |
ウロチョロして料理長にどなられんようにな。 | ウロチョロして料理長にどなられんようにな。 | |
ここは俺達兵士のしょくどうさ。お前も食ってけよ。 | ここは俺達兵士のしょくどうさ。お前も食ってけよ。 | |
せいつけて、魔王軍をぶちのめしてやる! | せいつけて、魔王軍をぶちのめしてやる! | |
料理長の作るメシは最高さ。三つ星ってトコかな。 | 料理長の作るメシは最高さ。三つ星ってトコかな。 | |
ハ……ハラへった…… | ハ……ハラへった…… | |
おかみさん | あいよ、お待ち~! | あいよ、お待ち~! |
兵士 | ヒャッホ~ッ! | ヒャッホ~ッ! |
うまうま! | うまうま! | |
Young Woman | 食べてくなら、左のテーブルの左上のせきにどうぞ。 | 食べてくなら、左のテーブルの左上のせきにどうぞ。 |
あ~いそがし!ここも戦場だね。 | あ~いそがし!ここも戦場だね。 | |
料理長 | しろうとが、ちゅうぼうに入ってくんじゃねえ! | しろうとが、ちゅうぼうに入ってくんじゃねえ! |
しかし、王妃様が食べたいというクレープってな一体何だ? | しかし、王妃様が食べたいというクレープってな一体何だ? | |
騎土団長 | 食事はまだか? | 食事はまだか? |
ウェイトレス | あっ騎土団長!すみません…… | あっ騎土団長!すみません…… |
騎土団長 | 我々は命がけで戦ってるのだ。早く持って来い! | 我々は命がけで戦ってるのだ。早く持って来い! |
料理長 | るせえ!命はってんのは騎土団だけじゃねんだ! | るせえ!命はってんのは騎土団だけじゃねんだ! |
団長 | フン、私はおくびょう者が作った物など食うヒマがないが、部下達にはしっかり食わせてやれよ。 | フン、私はおくびょう者が作った物など食うヒマがないが、部下達にはしっかり食わせてやれよ。 |
料理長 | てやんでえ!言われなくたってそうすらあ! | てやんでえ!言われなくたってそうすらあ! |
料理長 | あのヤロウ、てめえ達だけが戦ってると思ってやがる! | あのヤロウ、てめえ達だけが戦ってると思ってやがる! |
Knight | 騎土団長は強くやさしいお方。だが料理長とはいつもこれだ。 | 騎土団長は強くやさしいお方。だが料理長とはいつもこれだ。 |
Knight | 騎土団長はかつての騎土団長サイラス様の後をついでがんばっているのだ。 | 騎土団長はかつての騎土団長サイラス様の後をついでがんばっているのだ。 |
Young Woman | あの2人、兄弟なんですけど仲が悪くて…… | あの2人、兄弟なんですけど仲が悪くて…… |
ウチの人は殺し合いがキライでこの道をえらんだのよ。 | ウチの人は殺し合いがキライでこの道をえらんだのよ。 | |
何にする? | 何にする? | |
○ リフレッシュサラダ | ○ リフレッシュサラダ | |
○ スタミナシチュー | ○ スタミナシチュー | |
○ ハイパーまるやき | ○ ハイパーまるやき | |
ちょっと待ってね。 | ちょっと待ってね。 | |
はい、お待たせ! | はい、お待たせ! | |
System | MPが回復した! | MPが回復した! |
HPが回復した! | HPが回復した! | |
HP・MPが回復した! | HP・MPが回復した! | |
Young Woman | 料理長はキビしいけど、いい人よ。 | 料理長はキビしいけど、いい人よ。 |
Young Woman | へえ、キミがリーネ様を…… | へえ、キミがリーネ様を…… |
++[Cathedral, 600 A.D.] | ++[Cathedral, 600 A.D.] | |
Nun | 私達は、世界の平和のためにいのっておりますですことよ。ウフフ……。 | 私達は、世界の平和のためにいのっておりますですことよ。ウフフ……。 |
一日もはやく、私達の明日がとりもどせますように……。あら、おいしそうなニンゲ……い、いえ、なんでもありませんわ、オホホ。 | 一日もはやく、私達の明日がとりもどせますように……。あら、おいしそうなニンゲ……い、いえ、なんでもありませんわ、オホホ。 | |
われらが、いだいなる主よ。かよわく、力なき者達に、さばきのいかずちを……。イヒヒヒ……。 | われらが、いだいなる主よ。かよわく、力なき者達に、さばきのいかずちを……。イヒヒヒ……。 | |
さあ、あなた達も、かわいそうな自分達のために、いのりをささげてはいかがですか。ククク……。 | さあ、あなた達も、かわいそうな自分達のために、いのりをささげてはいかがですか。ククク……。 | |
ルッカ | 何か見つけたの? | 何か見つけたの? |
かみかざり……? | かみかざり……? | |
これ、ガルディア王家の紋章じゃない! | これ、ガルディア王家の紋章じゃない! | |
ふ~。ビックリした。 | ふ~。ビックリした。 |
ルッカ | キャアッ!! | キャアッ!! |
カエル | 最後まで気をぬくな。勝利によいしれた時こそスキが生じる。 | 最後まで気をぬくな。勝利によいしれた時こそスキが生じる。 |
お前達も王妃様をお助けしに来たのか?この先はヤツらの巣みたいだな。どうだ、いっしょに行かないか? | お前達も王妃様をお助けしに来たのか?この先はヤツらの巣みたいだな。どうだ、いっしょに行かないか? | |
ルッカ | あ、あなたは……!?クロノ、知ってるでしょ。私、カエル苦手なの……! | あ、あなたは……!?クロノ、知ってるでしょ。私、カエル苦手なの……! |
カエル | まあ、こんなナリをしていては信用しろと言っても無理か……。 | まあ、こんなナリをしていては信用しろと言っても無理か……。 |
いいだろう、好きにしろ。だが王妃様は俺が助け出さなきゃならないんだ……。 | いいだろう、好きにしろ。だが王妃様は俺が助け出さなきゃならないんだ……。 | |
ルッカ | ちょ、ちょっと……。 | ちょ、ちょっと……。 |
悪いカエ……、人ではなさそうね……。うーん……。 | 悪いカエ……、人ではなさそうね……。うーん……。 | |
どうする、クロノ?カエル男といっしょに行くいっしょに行くのはイヤ | どうする、クロノ?カエル男といっしょに行くいっしょに行くのはイヤ |
ルッカ | でも、私達だけじゃこの先ちょっと不安だわ……。 | でも、私達だけじゃこの先ちょっと不安だわ……。 |
ガ……、ガマンしていっしょに行きましょう! | ガ……、ガマンしていっしょに行きましょう! | |
あなた、お名前は? | あなた、お名前は? | |
カエル | カエルでいいぜ。 | カエルでいいぜ。 |
ルッカ | ええ、それじゃ……お手やわらかにね、カエル。 | ええ、それじゃ……お手やわらかにね、カエル。 |
カエル | ああ。きっと、この部屋のどこかに、かくし通路があるはずだ。そこから奥へ行けるだろう。 | ああ。きっと、この部屋のどこかに、かくし通路があるはずだ。そこから奥へ行けるだろう。 |
兵士 | まさか……、人間か!?この奥に王妃様がとらわれているのだ。どうか王妃様をお助けしてくれ! | まさか……、人間か!?この奥に王妃様がとらわれているのだ。どうか王妃様をお助けしてくれ! |
この建物のどこかに、にっくき魔王をまつった部屋があるらしい……。そこにはお宝もあるようだぜ。 | この建物のどこかに、にっくき魔王をまつった部屋があるらしい……。そこにはお宝もあるようだぜ。 |
[System]ひみつのミアンヌ・ブロマイド[heart]を見つけた!! | [System]ひみつのミアンヌ・ブロマイド[heart]を見つけた!! | |
[Hench]おい、こいつら、人間だぜ、兄キ! | [Hench]おい、こいつら、人間だぜ、兄キ! |
[Hench]俺達の、お宝ブロマイドを……!! | [Hench]俺達の、お宝ブロマイドを……!! | |
[Hench]女の子なんか、いじめちゃえ!! | [Hench]女の子なんか、いじめちゃえ!! | |
[Naga-ette]んん……、なんだあ?ヒック!お前らも、はやくもとの姿にもどれや。いつまでも人間のカッコなんかしてないでよ。ウイック! | [Naga-ette]んん……、なんだあ?ヒック!お前らも、はやくもとの姿にもどれや。いつまでも人間のカッコなんかしてないでよ。ウイック! | |
Diablos | ち、もうすぐ交代の時間か、ヒャック。あー、イヤだ、イヤだ、人間に化けるのは。ダサイし、くさいし……。 | ち、もうすぐ交代の時間か、ヒャック。あー、イヤだ、イヤだ、人間に化けるのは。ダサイし、くさいし……。 |
よし、交代する前にもう一度魔王様のお姿でも、おがんでくるとするかな。ヒャック! | よし、交代する前にもう一度魔王様のお姿でも、おがんでくるとするかな。ヒャック! | |
Naga-ette | こないだ食べた連中、そんなにマズくなかったわよね。とじこめてある、あのふたりの兵士もそのうちに……。キシシシ……。 | こないだ食べた連中、そんなにマズくなかったわよね。とじこめてある、あのふたりの兵士もそのうちに……。キシシシ……。 |
Hench | ヤクラ様の計画はバッチリだな!大臣をつかまえて、自分が大臣に化けるとはいや~、さすがヤクラ様だぜ。そのおかげで王妃もカンタンにさらってこられたし、いまごろは城の連中てんてこまいだろうよ。ウヒャヒャ。 | ヤクラ様の計画はバッチリだな!大臣をつかまえて、自分が大臣に化けるとはいや~、さすがヤクラ様だぜ。そのおかげで王妃もカンタンにさらってこられたし、いまごろは城の連中てんてこまいだろうよ。ウヒャヒャ。 |
King | よくぞ、来られた。ここの主人ヤクラ様もきっとおよろこびになるであろう。ささ、ヤクラ様がアイサツにみえるまでこの部屋でゆっくりと休むがよいぞ。 | よくぞ、来られた。ここの主人ヤクラ様もきっとおよろこびになるであろう。ささ、ヤクラ様がアイサツにみえるまでこの部屋でゆっくりと休むがよいぞ。 |
Queen | 私を助けに来てくれたのですね。しかし、それにはおよびませんよ。ここの主人のヤクラ様は、とてもよい方。私は、ここにすむことにしました。さあ、あなた達も楽になさって。 | 私を助けに来てくれたのですね。しかし、それにはおよびませんよ。ここの主人のヤクラ様は、とてもよい方。私は、ここにすむことにしました。さあ、あなた達も楽になさって。 |
兵士 | も、もしや、リーネ王妃様を助けに来られた方々では!?おお、やはりそうであったか! | も、もしや、リーネ王妃様を助けに来られた方々では!?おお、やはりそうであったか! |
Demons | そんな、あわてて出ていかなくともどうぞ、ゆっくりしていってください……なギャギャギャギャ……!! | そんな、あわてて出ていかなくともどうぞ、ゆっくりしていってください……なギャギャギャギャ……!! |
ああ魔王様~[note]魔王様~[note]輝くひとみそよぐかみ[note]山より高く海より深い[note]どんなにはれた、さびしいひるも[note]あなたを思えば、こわくない[note]どんなに明るく、かなしい場所でも[note]あなたがいるなら、へっちゃらぷー[note] | ああ魔王様~[note]魔王様~[note]輝くひとみそよぐかみ[note]山より高く海より深い[note]どんなにはれた、さびしいひるも[note]あなたを思えば、こわくない[note]どんなに明るく、かなしい場所でも[note]あなたがいるなら、へっちゃらぷー[note] | |
コーラスああ魔王様ったら[note] | コーラスああ魔王様ったら[note] | |
○ 魔王様~[note] | ○ 魔王様~[note] | |
○ われらがすくいの[note] | ○ われらがすくいの[note] | |
○ 魔王様~[note] | ○ 魔王様~[note] | |
Demons | さあ、お前達も声をあわせてうたうんだよ、お前達自身のとむらいの歌!ウギャギャッ!! | さあ、お前達も声をあわせてうたうんだよ、お前達自身のとむらいの歌!ウギャギャッ!! |
待てッ!クセ者どもめが!!ゲハゲハ……! | 待てッ!クセ者どもめが!!ゲハゲハ……! |
はりがみ | ここは、通れません。 | ここは、通れません。 |
行こうと心を決めた者のみが行ける道がある。 | 行こうと心を決めた者のみが行ける道がある。 | |
Hench | グガー……、ゴガガー……。う~ん、いや~ん、バカ。だから、そこはダミだってばさ……。 | グガー……、ゴガガー……。う~ん、いや~ん、バカ。だから、そこはダミだってばさ……。 |
ハアッ!? | ハアッ!? | |
この私の後ろをとるとは……!?ただ者ではないな、きさまら! | この私の後ろをとるとは……!?ただ者ではないな、きさまら! | |
Chancellor | かくごはいいかな、リーネ王妃?この世にさよならをつげる時間だ。 | かくごはいいかな、リーネ王妃?この世にさよならをつげる時間だ。 |
大臣 | ほう、お前達……!!よくここまで、もぐりこめたな。 | ほう、お前達……!!よくここまで、もぐりこめたな。 |
リーネ | カエル! | カエル! |
カエル | 王妃様、お下がりください!こいつを、かたづけちまいますので。 | 王妃様、お下がりください!こいつを、かたづけちまいますので。 |
リーネ | 気をつけて……。 | 気をつけて……。 |
大臣 | ギャハハ……!ムダ、ムダ!ここからは誰一人として生かして帰さぬぞ! | ギャハハ……!ムダ、ムダ!ここからは誰一人として生かして帰さぬぞ! |
ハッ!カエルふぜいが……!きさまらから血まつりだ!! | ハッ!カエルふぜいが……!きさまらから血まつりだ!! | |
だいじーん……チェーンジッ!! | だいじーん……チェーンジッ!! | |
System | ヤ~クラ~ッ!!デロデロン!! | ヤ~クラ~ッ!!デロデロン!! |
リーネ | やはり、来てくれたのですね。ありがとう、カエル……。 | やはり、来てくれたのですね。ありがとう、カエル……。 |
カエル | 王が心配しておいでです。城に戻りましょう。 | 王が心配しておいでです。城に戻りましょう。 |
助かったぜ、クロノ。ルッカ。 | 助かったぜ、クロノ。ルッカ。 | |
リーネ | ありがとうございました。あなた方も、どうか共にお城の方へいらしてください。 | ありがとうございました。あなた方も、どうか共にお城の方へいらしてください。 |
ええ。それでは、お城へもどりましょう。 | ええ。それでは、お城へもどりましょう。 | |
本物の大臣 | ま、待ってくれ~い!本物のわしは、これ、このとーりぴんぴんしとるぞ!! | ま、待ってくれ~い!本物のわしは、これ、このとーりぴんぴんしとるぞ!! |
ふーっ、助かったわい!あの化け物め、あんなとこにおしこめおってからに……! | ふーっ、助かったわい!あの化け物め、あんなとこにおしこめおってからに……! | |
大臣 | おお、王妃様!?本物のわしは、これこのとーり。ぴんぴんしておりますですじゃ! | おお、王妃様!?本物のわしは、これこのとーり。ぴんぴんしておりますですじゃ! |
++[Guardia Castle, 600 A.D.] | ++[Guardia Castle, 600 A.D.] | |
ガルディア王 | 心配したぞリーネ。 | 心配したぞリーネ。 |
カエル | リーネ様を守りきれずめんぼくしだいもございません。 | リーネ様を守りきれずめんぼくしだいもございません。 |
リーネ | カエル! | カエル! |
大臣 | あのヤクラのヤツめ。このワシになりかわりリーネ様をさらうなど……ああいうやからをキビしくさばくためこのガルディア王国にも、裁判所や刑務所を作らんといけませんな! | あのヤクラのヤツめ。このワシになりかわりリーネ様をさらうなど……ああいうやからをキビしくさばくためこのガルディア王国にも、裁判所や刑務所を作らんといけませんな! |
King | れいを言うぞ、クロノ殿。しかし、すると裏山で見つかったあの娘は一体誰なのじゃ……。 | れいを言うぞ、クロノ殿。しかし、すると裏山で見つかったあの娘は一体誰なのじゃ……。 |
リーネ | 助けていただき、本当にありがとうございました。あと少し、あなたがたの来るのがおそければ、私はどうなっていたか……ところで、私にまちがえられたという娘は今はどちらに? | 助けていただき、本当にありがとうございました。あと少し、あなたがたの来るのがおそければ、私はどうなっていたか……ところで、私にまちがえられたという娘は今はどちらに? |
ルッカ | そうだわ!すっかりマールディア姫の事をわすれてたわ! | そうだわ!すっかりマールディア姫の事をわすれてたわ! |
ね、クロノ!マールディア様は、どこで消えた?もしかしたら、そこに……。 | ね、クロノ!マールディア様は、どこで消えた?もしかしたら、そこに……。 |
Young Woman | やっぱり本物のリーネ様は別の所にいたわけね。私のすいり通りだったわ。 | やっぱり本物のリーネ様は別の所にいたわけね。私のすいり通りだったわ。 |
けど本当にリーネ様そっくりでわたしゃビックリだよ。 | けど本当にリーネ様そっくりでわたしゃビックリだよ。 | |
ルッカ | マールディア王女! | マールディア王女! |
マール | あ、あれ? | あ、あれ? |
マール | クロノ! | クロノ! |
こわかった……いしきがないのに、冷たい所にいるのがわかるの。死ぬってああいう感じなのかしら? | こわかった……いしきがないのに、冷たい所にいるのがわかるの。死ぬってああいう感じなのかしら? |
ルッカ | マールディア王女様ごきげんうるわしゅう…… | マールディア王女様ごきげんうるわしゅう…… |
マール | あなたも来てくれてたの!マールディアって……え!? | あなたも来てくれてたの!マールディアって……え!? |
マール | バレちゃったみたいね……。 | バレちゃったみたいね……。 |
マール | ゴメンね、クロノ。だますつもりじゃなかったの。 | ゴメンね、クロノ。だますつもりじゃなかったの。 |
私はマールディア。父はガルディア王33世……。けど私だってお祭りを男の子と見てまわりたかったんだもん。私が王女だってわかってたら…… | 私はマールディア。父はガルディア王33世……。けど私だってお祭りを男の子と見てまわりたかったんだもん。私が王女だってわかってたら…… | |
クロノは、いっしょにお祭り見てくれなかったでしょ? | クロノは、いっしょにお祭り見てくれなかったでしょ? | |
○ はい | ○ はい | |
○ いいえ | ○ いいえ | |
マール | でしょ?私は王女様よりマールっていわれる方が好きだもん! | でしょ?私は王女様よりマールっていわれる方が好きだもん! |
さっすがクロノ!私達、友達よね! | さっすがクロノ!私達、友達よね! | |
本物の王妃様も無事にもどったんでしょ?私達も帰ろうよ、クロノ! | 本物の王妃様も無事にもどったんでしょ?私達も帰ろうよ、クロノ! | |
Knight | ふーむ、見れば見るほどリーネ様に似ていらっしゃる! | ふーむ、見れば見るほどリーネ様に似ていらっしゃる! |
Young Woman | あんた達、帰るのかい?どこまで帰るか知らないけど気をつけてお行きよ。 | あんた達、帰るのかい?どこまで帰るか知らないけど気をつけてお行きよ。 |
Knight | これで騎土団長も対魔王軍にせんねん出来る。 | これで騎土団長も対魔王軍にせんねん出来る。 |
Chancellor | おお、ほんにリーネ様に生きうつしじゃ! | おお、ほんにリーネ様に生きうつしじゃ! |
King | おお、無事じゃったか。たしかに外見はリーネだが、中身はぜんぜん……いや、そなたらには世話になった。何かあれば国をあげて力になるぞ。 | おお、無事じゃったか。たしかに外見はリーネだが、中身はぜんぜん……いや、そなたらには世話になった。何かあれば国をあげて力になるぞ。 |
マール | あなたが本物のリーネね! | あなたが本物のリーネね! |
リーネ | まあ、ほんとに私にうりニつ。 | まあ、ほんとに私にうりニつ。 |
マール | ちゃんと王様と仲良くしないと私おこっちゃう……事も出来ないのか。 | ちゃんと王様と仲良くしないと私おこっちゃう……事も出来ないのか。 |
リーネ | ?? | ?? |
マール | ううん、とにかくおしあわせにね! | ううん、とにかくおしあわせにね! |
Queen | あなたがたは、何となく他人とは思えませんわ。 | あなたがたは、何となく他人とは思えませんわ。 |
Knight | お二人がそろわれるのは、ひさしぶりだ。 | お二人がそろわれるのは、ひさしぶりだ。 |
Knight | やはり、リーネ様ではなかったか。 | やはり、リーネ様ではなかったか。 |
リーネ様じゃなかったとはな。 | リーネ様じゃなかったとはな。 |
Knight | あのカエル野郎にも、そんな勇気があったか。 | あのカエル野郎にも、そんな勇気があったか。 |
わからんぞ、スパイと思わせないための行動かもしれん。 | わからんぞ、スパイと思わせないための行動かもしれん。 | |
Young Woman | 魔物が大臣様に化けてたなんて……もっともニセモノの方が品はよかったけど。 | 魔物が大臣様に化けてたなんて……もっともニセモノの方が品はよかったけど。 |
カエル | 俺が近くにいたため王妃様を危険にさらしたのだ……。俺は城を出る。 | 俺が近くにいたため王妃様を危険にさらしたのだ……。俺は城を出る。 |
マール | キャッ! | キャッ! |
カエル | なるほど、王妃様によく似ておいでだ。 | なるほど、王妃様によく似ておいでだ。 |
クロノ、お前の太刀すじはなかなか見込みがあったぞ。 | クロノ、お前の太刀すじはなかなか見込みがあったぞ。 | |
ルッカ | ……カエルも悪くないもんね。 | ……カエルも悪くないもんね。 |
兵士 | お前はこれから、かおパスだな。 | お前はこれから、かおパスだな。 |
兵士 | ヤクラを倒すなんて、お前ホントラッキーだな。 | ヤクラを倒すなんて、お前ホントラッキーだな。 |
これで、王もご安心だ。 | これで、王もご安心だ。 | |
やはりリーネ様がいると城内が明るいな。 | やはりリーネ様がいると城内が明るいな。 |
Knight Captain | そうか、あの修道院に……カエルのヤツも、りっぱにお役目をはたしたな。しかし、魔王軍もリーネ様ゆうかいにしっぱいした以上、ほんごしを入れて来る。こんな時、サイラス様がいれば……。 | そうか、あの修道院に……カエルのヤツも、りっぱにお役目をはたしたな。しかし、魔王軍もリーネ様ゆうかいにしっぱいした以上、ほんごしを入れて来る。こんな時、サイラス様がいれば……。 |
兵士 | あとは魔王軍をたたくのみ! | あとは魔王軍をたたくのみ! |
ヤクラも魔王軍のさしむけた魔物だったか。 | ヤクラも魔王軍のさしむけた魔物だったか。 | |
修道院が魔物のアジトとはな。 | 修道院が魔物のアジトとはな。 |
兵士 | リーネ様ゆうかいも、やはり魔王軍のしわざか。 | リーネ様ゆうかいも、やはり魔王軍のしわざか。 |
Woman | 本物のリーネ様が?こりゃ、ごちそうを作んないとね! | 本物のリーネ様が?こりゃ、ごちそうを作んないとね! |
料理長 | リーネ様じゃなかっただと?なんでえ、せっかくクレープを作ってみたのに。クッキーとレバーの入ったスープだろ? | リーネ様じゃなかっただと?なんでえ、せっかくクレープを作ってみたのに。クッキーとレバーの入ったスープだろ? |
Young Woman | リーネ様なら、ここに来てつまみ食いなんてしないものね。 | リーネ様なら、ここに来てつまみ食いなんてしないものね。 |
リーネ様にしては、よく食べると思った。 | リーネ様にしては、よく食べると思った。 |
兵士 | あのカエル野郎、およいで向こうへわたって行きやがった。 | あのカエル野郎、およいで向こうへわたって行きやがった。 |
++[Truce Canyon, 600 A.D.] | ++[Truce Canyon, 600 A.D.] | |
マール | どこから帰るの? | どこから帰るの? |
ルッカ | おそれながら、マールディア王女…… | おそれながら、マールディア王女…… |
マール | マールでいいってば! | マールでいいってば! |
ルッカ | で、ではマール……。ごらん下さい。 | で、ではマール……。ごらん下さい。 |
マール | キャッ! | キャッ! |
ルッカ、すっごーい! | ルッカ、すっごーい! |
ルッカ | オホホホ……! | オホホホ……! |
し、失礼しました……! | し、失礼しました……! | |
マール | 話し方もふつうでいーの!ルッカの方がスゴいんだよ!私は王女かもしれないけど、なんにも出来ないんだから。 | 話し方もふつうでいーの!ルッカの方がスゴいんだよ!私は王女かもしれないけど、なんにも出来ないんだから。 |
ルッカ | では、お言葉にあまえて……。 | では、お言葉にあまえて……。 |
私は、このひずみに『ゲート』って名付けたんだけど…… | 私は、このひずみに『ゲート』って名付けたんだけど…… | |
ゲートは、違う時代の同じ場所につながっている『門』の様な物なのよ。 | ゲートは、違う時代の同じ場所につながっている『門』の様な物なのよ。 | |
出たり消えたりするのはゲート自体が不安定だからなの。そこでテレポッドの原理を応用してこの…… | 出たり消えたりするのはゲート自体が不安定だからなの。そこでテレポッドの原理を応用してこの…… | |
ルッカ | ゲートホルダーを使ってゲートを安定させてるってワケ。 | ゲートホルダーを使ってゲートを安定させてるってワケ。 |
マール | けど何で、このゲートがあの時突然現われたの? | けど何で、このゲートがあの時突然現われたの? |
ルッカ | テレポッドのえいきょうかあるいはもっと別の何か…… | テレポッドのえいきょうかあるいはもっと別の何か…… |
マール | 何だかムズかしいんだね……。とにかく帰ろうよ私達の時代へ! | 何だかムズかしいんだね……。とにかく帰ろうよ私達の時代へ! |
ルッカ | うん、そうね。帰りましょクロノ! | うん、そうね。帰りましょクロノ! |
ただいま! | ただいま! |