|
++[Zeal Palace, 12,000 B.C.]
|
++[Zeal Palace, 12,000 B.C.]
|
Young Man
|
ここは女王様の宮殿。わがジール王国の中心……ということは、すなわちまさに宇宙の中心という事です。
|
ここは女王様の宮殿。わがジール王国の中心……ということは、すなわちまさに宇宙の中心という事です。
|
Old Man
|
おおいなるエネルギーの源は海底ふかくで眠っておる。そのたしかな位置が判明したため今回の海底神殿けんせつの計画が実行にうつされたのじゃよ。
|
おおいなるエネルギーの源は海底ふかくで眠っておる。そのたしかな位置が判明したため今回の海底神殿けんせつの計画が実行にうつされたのじゃよ。
|
Young Man
|
海底神殿への入り口は女王の間にあるらしいよ。でも、まだ神殿は未完成なんだけどね。
|
海底神殿への入り口は女王の間にあるらしいよ。でも、まだ神殿は未完成なんだけどね。
|
Old Man
|
あの旅の予言者は本物じゃぞ。なんでもかんでもピタリとあてちまう。まるで、これから起こる事をすでに知っているかのようじゃ……。気味が悪いわい。
|
あの旅の予言者は本物じゃぞ。なんでもかんでもピタリとあてちまう。まるで、これから起こる事をすでに知っているかのようじゃ……。気味が悪いわい。
|
Young Woman
|
まあ、ずいぶんかわったかっこうをなさっているのですね。よほど遠くからいらしたのですか?回復のいずみで旅のつかれをいやして行かれるとよいでしょう。
|
まあ、ずいぶんかわったかっこうをなさっているのですね。よほど遠くからいらしたのですか?回復のいずみで旅のつかれをいやして行かれるとよいでしょう。
|
|
緑はお好きですか、旅の方達?
|
緑はお好きですか、旅の方達?
|
|
○ 好き
|
○ 好き
|
|
○ キライ
|
○ キライ
|
|
そう……。それでは女王様と同じね……。
|
そう……。それでは女王様と同じね……。
|
|
まあ!私も大好きなのです!でも命の賢者様からいただいたこのわかぎを、女王様はもやしてしまえと……。緑を守る力を持った不思議なわかぎだと賢者様はおっしゃっていたのに……。
|
まあ!私も大好きなのです!でも命の賢者様からいただいたこのわかぎを、女王様はもやしてしまえと……。緑を守る力を持った不思議なわかぎだと賢者様はおっしゃっていたのに……。
|
|
ああ、どうしたらいいのでしょう?
|
ああ、どうしたらいいのでしょう?
|
|
○ もやしてしまえ
|
○ もやしてしまえ
|
|
○ どこかにこっそりうえる
|
○ どこかにこっそりうえる
|
|
そうですか……。女王様のご命令ですものしかたありませんよね……。
|
そうですか……。女王様のご命令ですものしかたありませんよね……。
|
|
そうですよね!いくら女王様のご命令でも賢者様からいただいたものをもやしてしまうなど……。わかりました。このわかぎは、どこかに大切にうえておきましょう。いつか緑を守る人のために役に立ってくれるかもしれませんもの。
|
そうですよね!いくら女王様のご命令でも賢者様からいただいたものをもやしてしまうなど……。わかりました。このわかぎは、どこかに大切にうえておきましょう。いつか緑を守る人のために役に立ってくれるかもしれませんもの。
|
|
もし生まれかわることが出来るなら大地の上で緑と共にくらしたい……。
|
もし生まれかわることが出来るなら大地の上で緑と共にくらしたい……。
|
Old Man
|
魔神器や海底神殿について知りたいならば三賢者様か女王様にお聞きするのが一番ですな。じゃが、ここだけの話、今の女王様ではどんなこたえが返ってくることか……。
|
魔神器や海底神殿について知りたいならば三賢者様か女王様にお聞きするのが一番ですな。じゃが、ここだけの話、今の女王様ではどんなこたえが返ってくることか……。
|
|
あの男は少し前にふらりと宮殿にあらわれたしかな予言で女王の信をえたのだ。ヤツがどこから来たのか誰も知らない。我ら光の民ではなし、むろん地の民であるわけもない……。う~む……。
|
あの男は少し前にふらりと宮殿にあらわれたしかな予言で女王の信をえたのだ。ヤツがどこから来たのか誰も知らない。我ら光の民ではなし、むろん地の民であるわけもない……。う~む……。
|
Young Man
|
知ってるかい、旅の人。エンハーサやカジャールには理の賢者ガッシュ様のヒミツの部屋があるそうだよ。
|
知ってるかい、旅の人。エンハーサやカジャールには理の賢者ガッシュ様のヒミツの部屋があるそうだよ。
|
Young Woman
|
女王の二人のお子様サラ様とジャキ様は、本当に仲の良い姉弟ですわ。これで、もう少しジャキ様がサラ様以外の人にも心を開いてくだされば……。
|
女王の二人のお子様サラ様とジャキ様は、本当に仲の良い姉弟ですわ。これで、もう少しジャキ様がサラ様以外の人にも心を開いてくだされば……。
|
|
あら、あなたの持っているそのペンダント……。サラ様の物とよく似ていますわね。でもサラ様のペンダントのようなしんぴ的な輝きはありませんのね。
|
あら、あなたの持っているそのペンダント……。サラ様の物とよく似ていますわね。でもサラ様のペンダントのようなしんぴ的な輝きはありませんのね。
|
Leon
|
グラン兄ちゃんボク、風になりたいな……。
|
グラン兄ちゃんボク、風になりたいな……。
|
Gran
|
ああ、なれるさ。いつか、きっと、な……。
|
ああ、なれるさ。いつか、きっと、な……。
|
Leon
|
ドリーン姉ちゃん、またエンハーサにあそび行っちゃったね。
|
ドリーン姉ちゃん、またエンハーサにあそび行っちゃったね。
|
Gran
|
ああ……。姉ちゃんは夢が好きだからな。
|
ああ……。姉ちゃんは夢が好きだからな。
|
Leon
|
ボクは風の方がスキだな。ぴゅぴゅ~ん!
|
ボクは風の方がスキだな。ぴゅぴゅ~ん!
|
Gran
|
どーしてるかな命の賢者のじーさん……。やってらんないよな。まったく人間てのは……。
|
どーしてるかな命の賢者のじーさん……。やってらんないよな。まったく人間てのは……。
|
Nu
|
ちょっと、せなか……してくれる、こちょこちょ?
|
ちょっと、せなか……してくれる、こちょこちょ?
|
|
○ こちょこちょしちゃう
|
○ こちょこちょしちゃう
|
|
○ イヤッ!
|
○ イヤッ!
|
|
………ケチンボ……。
|
………ケチンボ……。
|
|
わーい、やったー。
|
わーい、やったー。
|
|
うん……そこそこ……。はうっ……!
|
うん……そこそこ……。はうっ……!
|
|
ふーっ……ありがと……。
|
ふーっ……ありがと……。
|
|
ヌウの、こちょこちょポイントを見きった!!
|
ヌウの、こちょこちょポイントを見きった!!
|
Young Woman
|
夢より生まれ、夢に帰って行く……。そんな生命もありますわ。時には、人のいのりや望みがラヴォス様の力をかりて実体化してしまうことがあるのです。
|
夢より生まれ、夢に帰って行く……。そんな生命もありますわ。時には、人のいのりや望みがラヴォス様の力をかりて実体化してしまうことがあるのです。
|
Old Man
|
黒鳥号や海底神殿の設計をなされた理の賢者ガッシュ様も行方がわからないのだ。王国ジールをみちびいてきた賢者様達が三人そろって姿をかくしてしまわれるとは……。
|
黒鳥号や海底神殿の設計をなされた理の賢者ガッシュ様も行方がわからないのだ。王国ジールをみちびいてきた賢者様達が三人そろって姿をかくしてしまわれるとは……。
|
Young Woman
|
時の賢者ハッシュ様は、どこかの小島でひっそりと時間の研究を続けているといわれます。『時の卵』をつくられるとか……。しかし、もう何年もその姿を見た者はありません……。
|
時の賢者ハッシュ様は、どこかの小島でひっそりと時間の研究を続けているといわれます。『時の卵』をつくられるとか……。しかし、もう何年もその姿を見た者はありません……。
|
Nu
|
ここ、まじんきの間へつづく……。
|
ここ、まじんきの間へつづく……。
|
Young Woman
|
あの予言者の気は、にくしみと悲しみにみちております……。あのままでは、いずれ自らをほろぼしてしまうことでしょう。自分の愛するものさえみちづれにして……。
|
あの予言者の気は、にくしみと悲しみにみちております……。あのままでは、いずれ自らをほろぼしてしまうことでしょう。自分の愛するものさえみちづれにして……。
|
Old Man
|
この先は『魔神器』の間じゃ。う~む、すごい気のみなぎりじゃな。さすがラヴォス・エネルギー!
|
この先は『魔神器』の間じゃ。う~む、すごい気のみなぎりじゃな。さすがラヴォス・エネルギー!
|
Young Woman
|
あなた方も魔神器を見にいらしたのですか?
|
あなた方も魔神器を見にいらしたのですか?
|
|
○ はい
|
○ はい
|
|
○ いいえ
|
○ いいえ
|
|
やっぱり!いだいなるラヴォス様のパワーのうねり、ビンビン来ますよね。ああ、うるうる……。
|
やっぱり!いだいなるラヴォス様のパワーのうねり、ビンビン来ますよね。ああ、うるうる……。
|
|
あら……。ダメですよ、感じなきゃー。ラヴォス様のバイブレーション。ファイナル・うるうるですわ!
|
あら……。ダメですよ、感じなきゃー。ラヴォス様のバイブレーション。ファイナル・うるうるですわ!
|
Young Man
|
これこそが、ジールの力の源。ラヴォス様の無限エネルギーを引き出しぞうふくする『魔神器』です。
|
これこそが、ジールの力の源。ラヴォス様の無限エネルギーを引き出しぞうふくする『魔神器』です。
|
Young Woman
|
魔神器をコントロールするには引き出すエネルギーを制御できるだけの強い魔力が必要となります。三賢者様以外で、魔神器をあつかえるのは今ではもうサラ様だけです。
|
魔神器をコントロールするには引き出すエネルギーを制御できるだけの強い魔力が必要となります。三賢者様以外で、魔神器をあつかえるのは今ではもうサラ様だけです。
|
Young Man
|
三賢者様が、王家に伝わる赤き石よりこの魔神器を生みだされたのです。計画のリーダーの命の賢者様はラヴォス様についていろいろと研究されておりました。それで……。
|
三賢者様が、王家に伝わる赤き石よりこの魔神器を生みだされたのです。計画のリーダーの命の賢者様はラヴォス様についていろいろと研究されておりました。それで……。
|
Old Man
|
三賢者の一人、命の賢者様は女王の計画に反対なさってから姿が見られなくなってしまった……。まさかとは思うが……。
|
三賢者の一人、命の賢者様は女王の計画に反対なさってから姿が見られなくなってしまった……。まさかとは思うが……。
|
Young Man
|
魔神器が完成してから女王は別人の様に冷たくなられてしまった。ここだけの話ですが、女王にさからえば地の民だけでなく光の民も情けようしゃなく消されてしまうといううわさが……。
|
魔神器が完成してから女王は別人の様に冷たくなられてしまった。ここだけの話ですが、女王にさからえば地の民だけでなく光の民も情けようしゃなく消されてしまうといううわさが……。
|
Old Man
|
魔神器を海底神殿にうつせばラヴォス様から、より強大なエネルギーをえることができる。われら光の民の最後の望み不老不死も夢ではない!おお、いだいなる女王よ!わがジール王国は永遠なのだ!!
|
魔神器を海底神殿にうつせばラヴォス様から、より強大なエネルギーをえることができる。われら光の民の最後の望み不老不死も夢ではない!おお、いだいなる女王よ!わがジール王国は永遠なのだ!!
|
Young Man
|
海底神殿が完成すればわがジール王国は、永遠の光につつまれる……。もうそこには、おそれも悲しみもない。ただ終わることのない安らぎだけが待っているのだ。
|
海底神殿が完成すればわがジール王国は、永遠の光につつまれる……。もうそこには、おそれも悲しみもない。ただ終わることのない安らぎだけが待っているのだ。
|
|
以前は女王の右腕、ダルトン様が海底神殿の計画をしきっていたのだが今では旅の予言者が計画を進めている。しばらくは、ダルトン様の近くにはよらないようにしないとな。ありゃ、かなりあれてるぞ。
|
以前は女王の右腕、ダルトン様が海底神殿の計画をしきっていたのだが今では旅の予言者が計画を進めている。しばらくは、ダルトン様の近くにはよらないようにしないとな。ありゃ、かなりあれてるぞ。
|
Young Woman
|
女王様は、きっと人に言えぬ苦しみ悲しみにお一人でたえてこられたのではないでしょうか?大きなものをえる時は、失うものもまた大きいもの……。そのおかげで今日のジールがあるわけですけれど……。
|
女王様は、きっと人に言えぬ苦しみ悲しみにお一人でたえてこられたのではないでしょうか?大きなものをえる時は、失うものもまた大きいもの……。そのおかげで今日のジールがあるわけですけれど……。
|
Nu
|
ここ、おやすみの間へつづく……。
|
ここ、おやすみの間へつづく……。
|
Young Man
|
サラ様のペンダントは魔神器と同じ赤き石から作られたのだそうです。サラ様がペンダントを手にして魔神器にいのると、不思議な輝きをはなつそうですよ。
|
サラ様のペンダントは魔神器と同じ赤き石から作られたのだそうです。サラ様がペンダントを手にして魔神器にいのると、不思議な輝きをはなつそうですよ。
|
Jyaki
|
姉上!
|
姉上!
|
Sara
|
あら、お帰りなさい。どうかしたの、ジャキ?
|
あら、お帰りなさい。どうかしたの、ジャキ?
|
ジャキ
|
黒い風が……。
|
黒い風が……。
|
サラ
|
感じるのね、ふきつな気を……?だいじょうぶよ、心配いらないわ。
|
感じるのね、ふきつな気を……?だいじょうぶよ、心配いらないわ。
|
|
さ、これを持っていなさい。
|
さ、これを持っていなさい。
|
ジャキ
|
これ……?
|
これ……?
|
サラ
|
お守りよ。もしもの時ジャキを守ってくれるよう私のいのりがこめられているわ。いつでも私がそばにいてあげられたらいいのだけれど……。でも母様の計画が……。
|
お守りよ。もしもの時ジャキを守ってくれるよう私のいのりがこめられているわ。いつでも私がそばにいてあげられたらいいのだけれど……。でも母様の計画が……。
|
ジャキ
|
あんなヤツ、母様じゃない!姿形は母様だけど中身は別のモノだ……。
|
あんなヤツ、母様じゃない!姿形は母様だけど中身は別のモノだ……。
|
サラ
|
………。それでも私には……。ゴメンなさい、ジャキ……。
|
………。それでも私には……。ゴメンなさい、ジャキ……。
|
Young Woman
|
しつれいいたします、サラ様。
|
しつれいいたします、サラ様。
|
|
女王様がお呼びです。しきゅう海底神殿の方におりていただきたいとのことです。
|
女王様がお呼びです。しきゅう海底神殿の方におりていただきたいとのことです。
|
サラ
|
……わかりました。
|
……わかりました。
|
|
それじゃ、ジャキ……行ってくるわね……。
|
それじゃ、ジャキ……行ってくるわね……。
|
|
あら……。あなた達は……?
|
あら……。あなた達は……?
|
Young Woman
|
サラ様、おいそぎください。おくれると私が女王様に……。
|
サラ様、おいそぎください。おくれると私が女王様に……。
|
サラ
|
ええ。ごめんなさいね。
|
ええ。ごめんなさいね。
|
ジャキ
|
………。むこう、行きなよ。
|
………。むこう、行きなよ。
|
|
ムダさ。アルファドは、僕にしかなつかない。
|
ムダさ。アルファドは、僕にしかなつかない。
|
Old Man
|
よいかな、大地は生きておる。長い時間をかけてゆっくり動き……平地は山に……、山は海に……。今は誰も近づけぬ、北の封印宮や太陽神殿ですら、何千何万もの年をへれば道がみつかるようになるのかも知れぬな。
|
よいかな、大地は生きておる。長い時間をかけてゆっくり動き……平地は山に……、山は海に……。今は誰も近づけぬ、北の封印宮や太陽神殿ですら、何千何万もの年をへれば道がみつかるようになるのかも知れぬな。
|
ロボ
|
強力な防御システムの扉デスネ。
|
強力な防御システムの扉デスネ。
|
ルッカ
|
う~ん……。やっぱり、そのペンダントになにかあるんじゃないのかしら……。
|
う~ん……。やっぱり、そのペンダントになにかあるんじゃないのかしら……。
|
カエル
|
チキショー、たかがこんな扉ひとつに、手も足もベロも出ないとは……。
|
チキショー、たかがこんな扉ひとつに、手も足もベロも出ないとは……。
|
Old Man
|
おや、そのペンダントは……?サラ様のものと似ていますね。サラ様が魔神器にいのると、あのペンダントは不思議な輝きをはなつのですよ。まるで魔神器と、ひみつのことばをかわしているかのようです。
|
おや、そのペンダントは……?サラ様のものと似ていますね。サラ様が魔神器にいのると、あのペンダントは不思議な輝きをはなつのですよ。まるで魔神器と、ひみつのことばをかわしているかのようです。
|
Old Man, Young Man
|
おお、その輝きは……!?まさしく賢者様達がサラ様のためにと作られたもの!!どうしてあなた方が……!?
|
おお、その輝きは……!?まさしく賢者様達がサラ様のためにと作られたもの!!どうしてあなた方が……!?
|
マール
|
わーい、開いた、開いた!
|
わーい、開いた、開いた!
|
ルッカ
|
フッフッフッ……。このていどのシールドなんかじゃサイエンスの前進はとめられないわよ!
|
フッフッフッ……。このていどのシールドなんかじゃサイエンスの前進はとめられないわよ!
|
ロボ
|
まさに『賢者の石』デスネ。マールのペンダントは。
|
まさに『賢者の石』デスネ。マールのペンダントは。
|