バレット
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マリン……
|
マリン……
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ティファ
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……… ねぇ、バレット……
|
……… ねぇ、バレット……
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|
マリンは、マリンはだいじょうぶだと思うの
|
マリンは、マリンはだいじょうぶだと思うの
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バレット
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……え?
|
……え?
|
ティファ
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エアリスが言ってたわ。『あの子、だいじょうぶだから』って、マリンのことよ、きっと
|
エアリスが言ってたわ。『あの子、だいじょうぶだから』って、マリンのことよ、きっと
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バレット
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ほ、本当か!!
|
ほ、本当か!!
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ティファ
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でも……
|
でも……
|
バレット
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ビッグス…… ウェッジ…… ジェシー……
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ビッグス…… ウェッジ…… ジェシー……
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クラウド
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……あの3人は柱の中にいた
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……あの3人は柱の中にいた
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バレット
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わかってる……
|
わかってる……
|
|
でもよ、でもよ!いっしょに戦ってきた仲間だ!
|
でもよ、でもよ!いっしょに戦ってきた仲間だ!
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|
死んじまったなんて…… 思いたくねえ!
|
死んじまったなんて…… 思いたくねえ!
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ティファ
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……7番街の人たちも
|
……7番街の人たちも
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バレット
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ああ、ヒドイもんだぜ
|
ああ、ヒドイもんだぜ
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|
オレたちを倒すために街ひとつつぶしちまうんだからな。いったい何人死んだんだ……
|
オレたちを倒すために街ひとつつぶしちまうんだからな。いったい何人死んだんだ……
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ティファ
|
……私たちのせい? アバランチがいたから?関係ない人たちまで……
|
……私たちのせい? アバランチがいたから?関係ない人たちまで……
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バレット
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ちがう! ちがうぜ! ティファ!!
|
ちがう! ちがうぜ! ティファ!!
|
|
なにもかも神羅のやつらがやったことじゃねえか!
|
なにもかも神羅のやつらがやったことじゃねえか!
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|
自分たちの金や権力のために星の命を吸い取る悪党ども!
|
自分たちの金や権力のために星の命を吸い取る悪党ども!
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|
その神羅をつぶさない限りこの星は死んじまうんだ!
|
その神羅をつぶさない限りこの星は死んじまうんだ!
|
|
神羅を倒すまでオレたちの戦いはおわらねえ!!
|
神羅を倒すまでオレたちの戦いはおわらねえ!!
|
ティファ
|
……わからない
|
……わからない
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バレット
|
オレが言ってること わからねえのか!?
|
オレが言ってること わからねえのか!?
|
ティファ
|
ちがう…… わからないのは自分の……気持ち
|
ちがう…… わからないのは自分の……気持ち
|
バレット
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おまえはどうなんだ?
|
おまえはどうなんだ?
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クラウド
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……
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……
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|
++クラウド、去る
|
++クラウド、去る
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バレット
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おい!
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おい!
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|
あいつ、どこへ?
|
あいつ、どこへ?
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ティファ
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あっ! エアリスのこと!
|
あっ! エアリスのこと!
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バレット
|
ああ、あの嬢ちゃんか。何者なんだ?
|
ああ、あの嬢ちゃんか。何者なんだ?
|
ティファ
|
……私もよく知らない。でも、マリンのことをエアリスに頼んだの
|
……私もよく知らない。でも、マリンのことをエアリスに頼んだの
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バレット
|
そうだ! マリン!!
|
そうだ! マリン!!
|
|
ティファ。もう、あともどりはできねえんだ
|
ティファ。もう、あともどりはできねえんだ
|
|
++回想
|
++回想
|
|
++ホームで夫を待つエルミナ
|
++ホームで夫を待つエルミナ
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エルミナ
|
夫は帰ってこなかった
|
夫は帰ってこなかった
|
|
夫の身になにかあったんだろうか?
|
夫の身になにかあったんだろうか?
|
|
いや、休暇が取り消しになっただけかもしれない
|
いや、休暇が取り消しになっただけかもしれない
|
|
それからわたしは毎日駅へ行った
|
それからわたしは毎日駅へ行った
|
|
ある日……
|
ある日……
|
|
++エルミナ、倒れている実母のかたわらにいる幼少のエアリスを発見
|
++エルミナ、倒れている実母のかたわらにいる幼少のエアリスを発見
|
エルミナ
|
戦争中はよくある風景だったね
|
戦争中はよくある風景だったね
|
|
エアリスを安全なところへ。そう言い残して彼女は死んだ
|
エアリスを安全なところへ。そう言い残して彼女は死んだ
|
|
わたしの夫は帰らず、子供もいない。わたしもさびしかったんだろうね。エアリスを家に連れて帰ることにしたんだ
|
わたしの夫は帰らず、子供もいない。わたしもさびしかったんだろうね。エアリスを家に連れて帰ることにしたんだ
|
|
エアリスはすぐにわたしになついてくれた。よくしゃべる子でねえ。いろいろ話してくれたよ
|
エアリスはすぐにわたしになついてくれた。よくしゃべる子でねえ。いろいろ話してくれたよ
|
|
どこかの研究所みたいなところから母親と逃げ出したこと。お母さんは星に帰っただけだからさびしくなんかない……いろいろね
|
どこかの研究所みたいなところから母親と逃げ出したこと。お母さんは星に帰っただけだからさびしくなんかない……いろいろね
|
|
++一時、回想終了
|
++一時、回想終了
|
バレット
|
星に帰っただって?
|
星に帰っただって?
|
エルミナ
|
わたしには意味がわからなかったよ。夜空の星かって聞いたらちがう、この星だっていわれて……
|
わたしには意味がわからなかったよ。夜空の星かって聞いたらちがう、この星だっていわれて……
|
|
まあ、いろんな意味で不思議な子供だったね
|
まあ、いろんな意味で不思議な子供だったね
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|
++回想
|
++回想
|
エアリス
|
お母さん
|
お母さん
|
|
泣かないでね
|
泣かないでね
|
エルミナ
|
エアリスが突然言い出した。何かあったのかって聞いたら……
|
エアリスが突然言い出した。何かあったのかって聞いたら……
|
エアリス
|
お母さんの大切な人が 死んじゃったよ
|
お母さんの大切な人が 死んじゃったよ
|
|
心だけになってお母さんに会いにきたけどでも、星に帰ってしまったの
|
心だけになってお母さんに会いにきたけどでも、星に帰ってしまったの
|
エルミナ
|
わたしは信じなかった
|
わたしは信じなかった
|
|
でも…
|
でも…
|
|
それから何日かして…夫が戦死したという知らせが… 届いたんだ…
|
それから何日かして…夫が戦死したという知らせが… 届いたんだ…
|
|
……とまあ、こんな具合でね
|
……とまあ、こんな具合でね
|
|
いろいろあったけどわたしたちは幸せだった。ところがある日……
|
いろいろあったけどわたしたちは幸せだった。ところがある日……
|
ツォン
|
エアリスを返してほしいのです。ずいぶん探しました
|
エアリスを返してほしいのです。ずいぶん探しました
|
エアリス
|
いやっ! 絶対いやっ!
|
いやっ! 絶対いやっ!
|
ツォン
|
エアリス、君は大切な子供なんだ。君は特別な血をひいている
|
エアリス、君は大切な子供なんだ。君は特別な血をひいている
|
|
君の本当のお母さんの血。『古代種』の血だ
|
君の本当のお母さんの血。『古代種』の血だ
|
エルミナ
|
もちろん聞いたよ。『古代種』って何だってね
|
もちろん聞いたよ。『古代種』って何だってね
|
ツォン
|
古代種は至上の幸福が約束された土地へ我々を導いてくれるのです
|
古代種は至上の幸福が約束された土地へ我々を導いてくれるのです
|
|
エアリスはこのまずしいスラムの人々に幸福を与えることができるのです
|
エアリスはこのまずしいスラムの人々に幸福を与えることができるのです
|
|
ですから我々神羅カンパニーはぜひともエアリスの協力を……
|
ですから我々神羅カンパニーはぜひともエアリスの協力を……
|
エアリス
|
ちがうもん!エアリス、古代種なんかじゃないもん!
|
ちがうもん!エアリス、古代種なんかじゃないもん!
|
ツォン
|
でもエアリス、君はときどき誰もいないのに声が聞こえることがあるだろ?
|
でもエアリス、君はときどき誰もいないのに声が聞こえることがあるだろ?
|
エアリス
|
そんなことないもん!
|
そんなことないもん!
|
エルミナ
|
でも、わたしにはわかっていた。あの子の不思議な能力……
|
でも、わたしにはわかっていた。あの子の不思議な能力……
|
|
一生けんめい、かくそうとしたていたからわたしは気がつかないふりをしていたけどね
|
一生けんめい、かくそうとしたていたからわたしは気がつかないふりをしていたけどね
|
|
++回想終了
|
++回想終了
|
クラウド
|
よく何年も神羅から逃げつづけることができたな
|
よく何年も神羅から逃げつづけることができたな
|
エルミナ
|
神羅はエアリスの協力が必要だったから手荒なマネはできなかったんだろうね
|
神羅はエアリスの協力が必要だったから手荒なマネはできなかったんだろうね
|
ティファ
|
じゃあ、今回はどうして……
|
じゃあ、今回はどうして……
|
エルミナ
|
小さな女の子を連れてここに帰って来たんだ
|
小さな女の子を連れてここに帰って来たんだ
|
|
その途中でツォンのやつにみつかってしまったらしくてね。逃げ切れなかったんだろ、きっと
|
その途中でツォンのやつにみつかってしまったらしくてね。逃げ切れなかったんだろ、きっと
|
|
女の子の無事と引き替えに自分が神羅に行くことになったんだ
|
女の子の無事と引き替えに自分が神羅に行くことになったんだ
|
クラウド
|
マリン、だな
|
マリン、だな
|
バレット
|
マリン!!マリンのためにエアリスはつかまったのか!
|
マリン!!マリンのためにエアリスはつかまったのか!
|
|
すまねえ。マリンはオレの娘だ。すまねえ……本当に……
|
すまねえ。マリンはオレの娘だ。すまねえ……本当に……
|
エルミナ
|
あんたが父親かい!?あんた、娘をほったらかして何をやってるんだい!?
|
あんたが父親かい!?あんた、娘をほったらかして何をやってるんだい!?
|
バレット
|
……その話はやめてくれ。オレだって何度も考えたさ。オレが死んじまったらマリンは…ってな
|
……その話はやめてくれ。オレだって何度も考えたさ。オレが死んじまったらマリンは…ってな
|
|
でもよ、答えはでねえんだ。マリンといつもいっしょにいたい。でも、それじゃあ戦えない
|
でもよ、答えはでねえんだ。マリンといつもいっしょにいたい。でも、それじゃあ戦えない
|
|
戦わなければ星が死ぬ
|
戦わなければ星が死ぬ
|
|
おう! オレは戦うぜ!
|
おう! オレは戦うぜ!
|
|
でも、マリンが心配だ。いつでもそばにいてやりたい
|
でも、マリンが心配だ。いつでもそばにいてやりたい
|
|
な? グルグルまわっちまうんだ
|
な? グルグルまわっちまうんだ
|
エルミナ
|
……わからないでもないけどね。ま、とにかく2階で眠ってるから会っておやりよ
|
……わからないでもないけどね。ま、とにかく2階で眠ってるから会っておやりよ
|
|
++バレット、一人2階へ行く
|
++バレット、一人2階へ行く
|
ティファ
|
私のせい……。私がエアリスを巻きこんだから
|
私のせい……。私がエアリスを巻きこんだから
|
エルミナ
|
あんた、気にするんじゃないよ。エアリスだってそんなふうに思っちゃいないよ
|
あんた、気にするんじゃないよ。エアリスだってそんなふうに思っちゃいないよ
|
|
++クラウド、一人で家を出ようとする
|
++クラウド、一人で家を出ようとする
|
ティファ
|
エアリスのところへ行くのね
|
エアリスのところへ行くのね
|
クラウド
|
ああ
|
ああ
|
ティファ
|
私も行くから
|
私も行くから
|
クラウド
|
神羅の本社にのりこむ。……カクゴが必要だぞ
|
神羅の本社にのりこむ。……カクゴが必要だぞ
|
ティファ
|
わかってるわ
|
わかってるわ
|
|
それに今は思いきり身体を動かしたい気分なの
|
それに今は思いきり身体を動かしたい気分なの
|
|
じっとしてると……なんか、ダメ
|
じっとしてると……なんか、ダメ
|
|
++そこへ、バレットが戻ってくる
|
++そこへ、バレットが戻ってくる
|
バレット
|
すまねえが、もうしばらくマリンをあずかってくれねえか?
|
すまねえが、もうしばらくマリンをあずかってくれねえか?
|
エルミナ
|
ああ、かまわないよ
|
ああ、かまわないよ
|
バレット
|
それから、ここは危険だ。どこかへ移ったほうがいい
|
それから、ここは危険だ。どこかへ移ったほうがいい
|
エルミナ
|
……そうだねえ。ても、必ず迎えにくるんだよ。死んじゃいけないよ
|
……そうだねえ。ても、必ず迎えにくるんだよ。死んじゃいけないよ
|
|
++プレート断面
|
++プレート断面
|
子供C
|
みんなこのワイヤーを登って上にいっちゃったよ。こわくないのかな……ブルブル
|
みんなこのワイヤーを登って上にいっちゃったよ。こわくないのかな……ブルブル
|
ティファ
|
これ、のぼれるの?
|
これ、のぼれるの?
|
子供C
|
うん。上の世界につながってるんだよ
|
うん。上の世界につながってるんだよ
|
バレット
|
よし! このワイヤー、のぼろうぜ!
|
よし! このワイヤー、のぼろうぜ!
|
クラウド
|
それは無理な話だな。何百メートルあると思ってるんだ?
|
それは無理な話だな。何百メートルあると思ってるんだ?
|
バレット
|
無理じゃねえ!見ろ! これは何に見える?
|
無理じゃねえ!見ろ! これは何に見える?
|
クラウド
|
何のへんてつもないワイヤーだ
|
何のへんてつもないワイヤーだ
|
バレット
|
そうかよ? オレには金色に輝く希望の糸に見えるぜ
|
そうかよ? オレには金色に輝く希望の糸に見えるぜ
|
ティファ
|
そうね、エアリスを救うために残された道は、これだけだもんね
|
そうね、エアリスを救うために残された道は、これだけだもんね
|
クラウド
|
よくわからないたとえだったがバレット、あんたの気持ちはわかった
|
よくわからないたとえだったがバレット、あんたの気持ちはわかった
|
|
行くぞ!
|
行くぞ!
|
|
++クラウド一行、ワイヤークライミングに挑戦
|
++クラウド一行、ワイヤークライミングに挑戦
|
子供A
|
うわ〜! すげ〜、ヒサン……
|
うわ〜! すげ〜、ヒサン……
|
子供B
|
な、こえ〜だろ?とうちゃんは「しんら」ってやつのしわざだっていってたよ
|
な、こえ〜だろ?とうちゃんは「しんら」ってやつのしわざだっていってたよ
|
|
++神羅ビル62階資料室
|
++神羅ビル62階資料室
|
ドミノ
|
あ〜? なんだキミたちは?
|
あ〜? なんだキミたちは?
|
|
ああ、キミらが例の…… 私?私はこの魔晄炉都市ミッドガルの市長、ドミノだ
|
ああ、キミらが例の…… 私?私はこの魔晄炉都市ミッドガルの市長、ドミノだ
|
|
とは言っても名前だけ。ホントのところ、ミッドガルのすべては神羅のものだ
|
とは言っても名前だけ。ホントのところ、ミッドガルのすべては神羅のものだ
|
|
今の私の仕事といったら神羅カンパニーの資料管理……
|
今の私の仕事といったら神羅カンパニーの資料管理……
|
|
ミッドガルの市長が! 神羅の資料を!ハア……
|
ミッドガルの市長が! 神羅の資料を!ハア……
|
|
キミら、上へ行きたいんだろ?いいとも、私のカードキーをやろう。合言葉を言えたらな
|
キミら、上へ行きたいんだろ?いいとも、私のカードキーをやろう。合言葉を言えたらな
|
|
そう、合言葉だ。それを言えたら、カードをやろう
|
そう、合言葉だ。それを言えたら、カードをやろう
|
|
おまけに1回で当てたらナイスなおみやげもつけてやるぞ?
|
おまけに1回で当てたらナイスなおみやげもつけてやるぞ?
|
リーブ
|
7番街の被害報告が出ました
|
7番街の被害報告が出ました
|
|
すでに稼動していた工場部分と現在までの投資額を考えると我が社の損害は100億ギルはくだらないかと……
|
すでに稼動していた工場部分と現在までの投資額を考えると我が社の損害は100億ギルはくだらないかと……
|
|
また7番プレートの再建にかかる費用は……
|
また7番プレートの再建にかかる費用は……
|
プレジデント神羅
|
再建はしない
|
再建はしない
|
リーブ
|
は?
|
は?
|
プレジデント神羅
|
7番プレートはこのまま放っておく
|
7番プレートはこのまま放っておく
|
|
そのかわりにネオ・ミッドガル計画を再開する
|
そのかわりにネオ・ミッドガル計画を再開する
|
リーブ
|
……では、古代種が?
|
……では、古代種が?
|
プレジデント神羅
|
約束の地はまもなく我々のものになるだろう
|
約束の地はまもなく我々のものになるだろう
|
|
それから各地の魔晄料金を15%値上げしたまえ
|
それから各地の魔晄料金を15%値上げしたまえ
|
パルマー
|
値上げ値上げ! うひょひょひょひょ!ぜひ我が宇宙開発部にも予算を!
|
値上げ値上げ! うひょひょひょひょ!ぜひ我が宇宙開発部にも予算を!
|
プレジデント神羅
|
魔晄料金値上げによる差益はリーブくんとスカーレットくんで分配したまえ
|
魔晄料金値上げによる差益はリーブくんとスカーレットくんで分配したまえ
|
パルマー
|
いいないいな!
|
いいないいな!
|
リーブ
|
プレジデント。これ以上の魔晄料金の値上げは住民の不満をまねき……
|
プレジデント。これ以上の魔晄料金の値上げは住民の不満をまねき……
|
プレジデント神羅
|
だいじょうぶだ
|
だいじょうぶだ
|
|
おろかな住民たちは不満をどころかますます神羅カンパニーに信頼をよせることになる
|
おろかな住民たちは不満をどころかますます神羅カンパニーに信頼をよせることになる
|
ハイデッカー
|
ガハハハハ!
|
ガハハハハ!
|
|
テロリストどもから7番街の市民を救ったのは神羅カンパニーですからな!
|
テロリストどもから7番街の市民を救ったのは神羅カンパニーですからな!
|
|
++神羅ビル68階実験室フロア
|
++神羅ビル68階実験室フロア
|
クラウド
|
エアリス!
|
エアリス!
|
宝条
|
エアリス?ああ、この娘の名前だったな。何か用か?
|
エアリス?ああ、この娘の名前だったな。何か用か?
|
クラウド
|
エアリスを返してもらおう
|
エアリスを返してもらおう
|
宝条
|
…………部外者だな
|
…………部外者だな
|
バレット
|
最初に気づけよ
|
最初に気づけよ
|
宝条
|
世の中にはどうでもいいことが多いのでな
|
世の中にはどうでもいいことが多いのでな
|
|
私を殺そうというのか?それはやめた方がいいな
|
私を殺そうというのか?それはやめた方がいいな
|
|
ここの装置はデリケートだ。私がいなくなったら操作できまい? ん?
|
ここの装置はデリケートだ。私がいなくなったら操作できまい? ん?
|
クラウド
|
くっ
|
くっ
|
宝条
|
そうそう。こういう時こそ論理的思考によって行動することをおすすめするよ
|
そうそう。こういう時こそ論理的思考によって行動することをおすすめするよ
|
|
さあ、サンプルを投入しろ!
|
さあ、サンプルを投入しろ!
|
|
++エアリスの前に、あのサンプルが現れる
|
++エアリスの前に、あのサンプルが現れる
|
エアリス
|
クラウド、助けて!
|
クラウド、助けて!
|
クラウド
|
何をする気だ!
|
何をする気だ!
|
宝条
|
滅びゆく種族に愛の手を……どちらも絶滅まぢかだ
|
滅びゆく種族に愛の手を……どちらも絶滅まぢかだ
|
|
私が手を貸さないとこの種の生物は滅んでしまうからな
|
私が手を貸さないとこの種の生物は滅んでしまうからな
|
ティファ
|
……生物? ひどいわ!エアリスは人間なのよ!
|
……生物? ひどいわ!エアリスは人間なのよ!
|
バレット
|
許せねえ!
|
許せねえ!
|
クラウド
|
バレット! 何とかならないのか?
|
バレット! 何とかならないのか?
|
バレット
|
ええい!! さがってろ!
|
ええい!! さがってろ!
|
宝条
|
やめろ!!
|
やめろ!!
|
|
++バレット、銃で機械を破壊する
|
++バレット、銃で機械を破壊する
|
宝条
|
な、なんていうことだ。大事なサンプルが……
|
な、なんていうことだ。大事なサンプルが……
|
|
++ガラス管のゲートが開き、そこからサンプルが飛び出し、宝条に襲いかかる
|
++ガラス管のゲートが開き、そこからサンプルが飛び出し、宝条に襲いかかる
|
クラウド
|
今のうちにエアリスを!
|
今のうちにエアリスを!
|
エアリス
|
ありがと、クラウド
|
ありがと、クラウド
|
ティファ
|
どうしたの? クラウド……
|
どうしたの? クラウド……
|
クラウド
|
……エレベーターが動いてる
|
……エレベーターが動いてる
|
宝条
|
今度はこんなハンパな奴ではないぞ。もっと凶暴なサンプルだ!
|
今度はこんなハンパな奴ではないぞ。もっと凶暴なサンプルだ!
|
レッド13
|
あいつは少々手強い。私の力を貸してやる
|
あいつは少々手強い。私の力を貸してやる
|
ティファ
|
しゃべった!?
|
しゃべった!?
|
レッド13
|
あとでいくらでもしゃべってやるよ、おじょうさん
|
あとでいくらでもしゃべってやるよ、おじょうさん
|
クラウド
|
あの化け物は俺たちがかたづける
|
あの化け物は俺たちがかたづける
|
|
誰かエアリスを安全な所へ……
|
誰かエアリスを安全な所へ……
|
|
○ 「ティファ、頼んだぞ!
|
○ 「ティファ、頼んだぞ!
|
|
○ 「バレット、頼む!」(OK)
|
○ 「バレット、頼む!」(OK)
|
クラウド
|
おまえの名前は?
|
おまえの名前は?
|
レッド13
|
宝条は私をレッド13と名づけた。私にとって無意味な名前だ。好きなように呼んでくれ
|
宝条は私をレッド13と名づけた。私にとって無意味な名前だ。好きなように呼んでくれ
|
|
++レッド13の名前入力画面
|
++レッド13の名前入力画面
|
クラウド
|
さあ、かかってこい!
|
さあ、かかってこい!
|
|
++戦闘:サンプル:H0512(後列)&サンプル:H0512-OPT
|
++戦闘:サンプル:H0512(後列)&サンプル:H0512-OPT
|
|
A&B&C
|
A&B&C
|
|
++H0512(後列)&サンプル:H0512-OPT
|
++H0512(後列)&サンプル:H0512-OPT
|
|
A&B&Cを撃破
|
A&B&Cを撃破
|
|
++戦闘終了
|
++戦闘終了
|
クラウド
|
エアリス、だいじょうぶか?
|
エアリス、だいじょうぶか?
|
ティファ
|
だいじょうぶみたいよ。……いろんな意味でね
|
だいじょうぶみたいよ。……いろんな意味でね
|
レッド13
|
……私にも選ぶ権利がある。二本足は好みじゃない
|
……私にも選ぶ権利がある。二本足は好みじゃない
|
バレット
|
おまえ、なんだ?
|
おまえ、なんだ?
|
レッド13
|
興味深い問いだ。しかし、その問いは答え難いな。私は見てのとおり、こういう存在だ
|
興味深い問いだ。しかし、その問いは答え難いな。私は見てのとおり、こういう存在だ
|
|
……いろいろ質問もあるだろうがとりあえずここから出ようか。道案内くらいなら付きあってやる
|
……いろいろ質問もあるだろうがとりあえずここから出ようか。道案内くらいなら付きあってやる
|
エアリス
|
クラウド…… やっぱり、来てくれたのね
|
クラウド…… やっぱり、来てくれたのね
|
レッド13
|
さっきは失礼したな。宝条を油断させるために演技をしたつもりだったが……
|
さっきは失礼したな。宝条を油断させるために演技をしたつもりだったが……
|
バレット
|
さあ、エアリスを助ければもうこんなビルには用はない!さっさと出ちまおうぜ
|
さあ、エアリスを助ければもうこんなビルには用はない!さっさと出ちまおうぜ
|
クラウド
|
5人で行動していたら目立つ。二手に別れよう
|
5人で行動していたら目立つ。二手に別れよう
|
|
++パーティー組替え:クラウド・ティファ・エアリス、バレット・レッド13
|
++パーティー組替え:クラウド・ティファ・エアリス、バレット・レッド13
|
バレット
|
あとでな! 【66階エレベーター】で合流だ!
|
あとでな! 【66階エレベーター】で合流だ!
|
レッド13
|
遅れるなよ。【エレベーター】の場所はわかっているな?【66階】だぞ
|
遅れるなよ。【エレベーター】の場所はわかっているな?【66階】だぞ
|
|
++神羅ビル70階社長室
|
++神羅ビル70階社長室
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クラウド
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みんなもつかまっちまったのか…………………?
|
みんなもつかまっちまったのか…………………?
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|
エアリスはどこだ!
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エアリスはどこだ!
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プレジデント神羅
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あれは貴重な古代種の生き残りだからな
|
あれは貴重な古代種の生き残りだからな
|
|
知らんのか?自らをセトラと呼び、数千年の昔に生き今は歴史の中に埋もれてしまった種族
|
知らんのか?自らをセトラと呼び、数千年の昔に生き今は歴史の中に埋もれてしまった種族
|
レッド13
|
セトラ……あの娘が セトラの生き残り?
|
セトラ……あの娘が セトラの生き残り?
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プレジデント神羅
|
セトラ、すなわち古代種は我らの『約束の地』を教えてくれる。彼女には期待しているのだ
|
セトラ、すなわち古代種は我らの『約束の地』を教えてくれる。彼女には期待しているのだ
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レッド13
|
約束の地? それは言い伝えではないか?
|
約束の地? それは言い伝えではないか?
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プレジデント神羅
|
だからといって放っておくにはあまりにも魅力的だ
|
だからといって放っておくにはあまりにも魅力的だ
|
|
約束の地は途方もなく豊かな土地と言われているからな
|
約束の地は途方もなく豊かな土地と言われているからな
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|
……土地が豊かだということは
|
……土地が豊かだということは
|
バレット
|
魔晄エネルギーだな!
|
魔晄エネルギーだな!
|
プレジデント神羅
|
そのとおり。そこでは金喰い虫の魔晄炉など必要ないのだ
|
そのとおり。そこでは金喰い虫の魔晄炉など必要ないのだ
|
|
豊富な魔晄エネルギーが勝手に吹き出してくれる
|
豊富な魔晄エネルギーが勝手に吹き出してくれる
|
|
そこに建設されるネオ・ミッドガル。我が神羅カンパニーのさらなる栄光……
|
そこに建設されるネオ・ミッドガル。我が神羅カンパニーのさらなる栄光……
|
バレット
|
ケッ! 夢みてんじゃねえよ!
|
ケッ! 夢みてんじゃねえよ!
|
プレジデント神羅
|
おやおや、知らないのか?最近では金と力さえあれば 夢はかなうのだ
|
おやおや、知らないのか?最近では金と力さえあれば 夢はかなうのだ
|
|
さて、会見はこれで終わりだ
|
さて、会見はこれで終わりだ
|
ルード
|
さあ! さがれ!
|
さあ! さがれ!
|
バレット
|
待ちやがれ!テメエには言いたいことが山ほどあるんだ!
|
待ちやがれ!テメエには言いたいことが山ほどあるんだ!
|
|
++バレット、プレジデント神羅に襲いかかるも、ルードに阻まれる。→結局、全員連れて行かれる
|
++バレット、プレジデント神羅に襲いかかるも、ルードに阻まれる。→結局、全員連れて行かれる
|
プレジデント神羅
|
何かあるなら……秘書をとおしてくれたまえ
|
何かあるなら……秘書をとおしてくれたまえ
|
|
○ 「バレットはどうしてるかな
|
○ 「バレットはどうしてるかな
|
|
○ 「レッド13はどうしてるかな
|
○ 「レッド13はどうしてるかな
|
|
○ 「エアリスはどうしてるかな」(OK)
|
○ 「エアリスはどうしてるかな」(OK)
|
エアリス
|
クラウド、そこにいるの?
|
クラウド、そこにいるの?
|
クラウド
|
エアリス!? 無事か?
|
エアリス!? 無事か?
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エアリス
|
うん、だいじょぶ
|
うん、だいじょぶ
|
|
きっと、クラウドが来てくれるって思ってた
|
きっと、クラウドが来てくれるって思ってた
|
クラウド
|
ボディーガード、依頼しただろ?
|
ボディーガード、依頼しただろ?
|
エアリス
|
報酬はデート1回、だったよね?
|
報酬はデート1回、だったよね?
|
ティファ
|
…………………なるほど
|
…………………なるほど
|
エアリス
|
……!? ティファ!ティファもそこにいるの!
|
……!? ティファ!ティファもそこにいるの!
|
ティファ
|
すいませんねえ
|
すいませんねえ
|
|
あのね、エアリス。質問があるんだけど
|
あのね、エアリス。質問があるんだけど
|
エアリス
|
な〜に?
|
な〜に?
|
ティファ
|
約束の地って本当にあるの?
|
約束の地って本当にあるの?
|
エアリス
|
……わからない」「わたし、知ってるのは……
|
……わからない」「わたし、知ってるのは……
|
|
『セトラの民、星より生まれ
|
『セトラの民、星より生まれ
|
星と語り、星を開く』
|
えっと……それから……
|
えっと……それから……
|
|
『セトラの民、約束の地へ帰る。至上の幸福、星が与えし定めの地』
|
『セトラの民、約束の地へ帰る。至上の幸福、星が与えし定めの地』
|
ティファ
|
……どういう意味?
|
……どういう意味?
|
エアリス
|
言葉以上の意味、知らないの
|
言葉以上の意味、知らないの
|
クラウド
|
……星と語り?
|
……星と語り?
|
ティファ
|
星が何か言うの?
|
星が何か言うの?
|
エアリス
|
人が大勢いて、ざわざわしてるかんじ。だから何を言ってるのかよくわからないの
|
人が大勢いて、ざわざわしてるかんじ。だから何を言ってるのかよくわからないの
|
クラウド
|
今も聞こえるのか?
|
今も聞こえるのか?
|
エアリス
|
わたし、聞こえたのはスラムの教会だけ。ミッドガルはもうダメだって母さん……本当の母さんが言ってた
|
わたし、聞こえたのはスラムの教会だけ。ミッドガルはもうダメだって母さん……本当の母さんが言ってた
|
|
いつかミッドガルから逃げなさい。星と話して、エアリスの約束の地見つけなさい
|
いつかミッドガルから逃げなさい。星と話して、エアリスの約束の地見つけなさい
|
|
……母さんが言ってた
|
……母さんが言ってた
|
|
大人になったら聞こえなくなるんだと思ってたけど……
|
大人になったら聞こえなくなるんだと思ってたけど……
|
|
○ 「バレットはどうしてるかな」(OK)
|
○ 「バレットはどうしてるかな」(OK)
|
|
○ 「レッド13はどうしてるかな
|
○ 「レッド13はどうしてるかな
|
|
○ 「とりあえず眠っておこう
|
○ 「とりあえず眠っておこう
|
バレット
|
おい
|
おい
|
|
エアリスは古代種で古代種の本当の呼び名はセトラ
|
エアリスは古代種で古代種の本当の呼び名はセトラ
|
|
それで古代種は約束の地って場所を知っていて、神羅はその約束の地が欲しい、と
|
それで古代種は約束の地って場所を知っていて、神羅はその約束の地が欲しい、と
|
|
でも、約束の地ってのは言い伝えに出てくるだけで本当にあるのかどうかはわからねえ
|
でも、約束の地ってのは言い伝えに出てくるだけで本当にあるのかどうかはわからねえ
|
|
これでいいのか?
|
これでいいのか?
|
|
++レッド13、聞く耳持たず
|
++レッド13、聞く耳持たず
|
バレット
|
約束の地には豊富な魔晄エネルギーがあると神羅の連中は考えてる
|
約束の地には豊富な魔晄エネルギーがあると神羅の連中は考えてる
|
|
ってえことは、神羅はそこに行ったらまた魔晄エネルギーをガンガン吸い上げちまうってことだ
|
ってえことは、神羅はそこに行ったらまた魔晄エネルギーをガンガン吸い上げちまうってことだ
|
|
……そこも土地が枯れちまうな。星が……病んでいくわけだ
|
……そこも土地が枯れちまうな。星が……病んでいくわけだ
|
|
放っちゃおけねえ!アバランチ、メンバー募集だ
|
放っちゃおけねえ!アバランチ、メンバー募集だ
|
|
オレ、ティファ、クラウド……それにエアリスもだな
|
オレ、ティファ、クラウド……それにエアリスもだな
|
|
おめえ、どうだ?
|
おめえ、どうだ?
|
|
++レッド13、興味なし
|
++レッド13、興味なし
|
バレット
|
つまんねえやろうだぜ
|
つまんねえやろうだぜ
|
|
++神羅ビル70階社長室
|
++神羅ビル70階社長室
|
|
++バレットたちと合流
|
++バレットたちと合流
|
バレット
|
死んでる……神羅カンパニーのボスが死んだ……
|
死んでる……神羅カンパニーのボスが死んだ……
|
|
++ティファ、プレジデント神羅の死体に近付く
|
++ティファ、プレジデント神羅の死体に近付く
|
ティファ
|
この刀は?!
|
この刀は?!
|
クラウド
|
セフィロスのものだ!!
|
セフィロスのものだ!!
|
ティファ
|
……セフィロスは生きているのね?
|
……セフィロスは生きているのね?
|
クラウド
|
……そうみたいだな。この刀を使えるのはセフィロスしかいないはずだ
|
……そうみたいだな。この刀を使えるのはセフィロスしかいないはずだ
|
バレット
|
誰がやったっていいじゃねえか!これで神羅も終わりだ!
|
誰がやったっていいじゃねえか!これで神羅も終わりだ!
|
|
++そこへ、隠れていたパルマーが出てくる
|
++そこへ、隠れていたパルマーが出てくる
|
パルマー
|
うひょ!
|
うひょ!
|
パルマー
|
こここここころさないでくれ!
|
こここここころさないでくれ!
|
クラウド
|
何があったんだ?
|
何があったんだ?
|
パルマー
|
セ、セフィロスが来た
|
セ、セフィロスが来た
|
クラウド
|
見たのか? セフィロスを見たのか?
|
見たのか? セフィロスを見たのか?
|
パルマー
|
ああ、見た! この目で見た!
|
ああ、見た! この目で見た!
|
クラウド
|
本当に見たんだな?
|
本当に見たんだな?
|
パルマー
|
うひょっ! こんな時にウソなんか言わない!それに声も聞いたんだ、うひょっ!
|
うひょっ! こんな時にウソなんか言わない!それに声も聞いたんだ、うひょっ!
|
|
えっと『約束の地は渡さない』ってブツブツ言ってた
|
えっと『約束の地は渡さない』ってブツブツ言ってた
|
ティファ
|
それじゃあ、なに?
|
それじゃあ、なに?
|
|
約束の地っていうのは本当にあってセフィロスは約束の地を神羅から守るためにこんなことを?
|
約束の地っていうのは本当にあってセフィロスは約束の地を神羅から守るためにこんなことを?
|
バレット
|
いいやつじゃねえのか?
|
いいやつじゃねえのか?
|
クラウド
|
約束の地を守る? いいやつ? ちがう!!
|
約束の地を守る? いいやつ? ちがう!!
|
|
そんな単純な話じゃない!俺は知ってるんだ!セフィロスの目的はちがう!
|
そんな単純な話じゃない!俺は知ってるんだ!セフィロスの目的はちがう!
|
|
++パルマー、逃げ出す。すると、グランドガラス向こうにヘリコプターが現れる
|
++パルマー、逃げ出す。すると、グランドガラス向こうにヘリコプターが現れる
|
バレット
|
ルーファウス!しまった! アイツがいたか!
|
ルーファウス!しまった! アイツがいたか!
|
ティファ
|
誰なの?
|
誰なの?
|
バレット
|
副社長ルーファウス。プレジデントの息子だ
|
副社長ルーファウス。プレジデントの息子だ
|
ティファ
|
どんな人なのかしら……
|
どんな人なのかしら……
|
エアリス
|
血も涙もない、そう聞いたこと、あるけど
|
血も涙もない、そう聞いたこと、あるけど
|
バレット
|
長期出張中だって聞いたぜ……
|
長期出張中だって聞いたぜ……
|
|
++神羅ビル70階ヘリポート
|
++神羅ビル70階ヘリポート
|
ルーファウス
|
そうか……やはりセフィロスは生きていたか。……ところで
|
そうか……やはりセフィロスは生きていたか。……ところで
|
|
おまえたちはなんだ?
|
おまえたちはなんだ?
|
クラウド
|
元ソルジャー・クラス1ST。クラウドだ
|
元ソルジャー・クラス1ST。クラウドだ
|
バレット
|
アバランチだ!
|
アバランチだ!
|
ティファ
|
同じく!
|
同じく!
|
エアリス
|
……スラムの花売り
|
……スラムの花売り
|
レッド13
|
……実験サンプル
|
……実験サンプル
|
ルーファウス
|
おかしな組み合わせだ
|
おかしな組み合わせだ
|
|
さて、私はルーファウス。この神羅の社長だ
|
さて、私はルーファウス。この神羅の社長だ
|
バレット
|
オヤジが死んだらさっそく社長か!
|
オヤジが死んだらさっそく社長か!
|
ルーファウス
|
そうだ社長就任のあいさつでも聞かせてやろうか
|
そうだ社長就任のあいさつでも聞かせてやろうか
|
|
……オヤジは金の力で世界を支配しようとした。なるほどうまくいっていたようだ
|
……オヤジは金の力で世界を支配しようとした。なるほどうまくいっていたようだ
|
|
民衆は神羅に保護されていると思っているからな
|
民衆は神羅に保護されていると思っているからな
|
|
神羅で働き、給料をもらいテロリストがあらわれれば神羅の軍隊が助けてくれる
|
神羅で働き、給料をもらいテロリストがあらわれれば神羅の軍隊が助けてくれる
|
|
一見完璧だ
|
一見完璧だ
|
|
だが私のやりかたはちがう
|
だが私のやりかたはちがう
|
|
私は世界を恐怖で支配する。オヤジのやりかたでは金がかかりすぎるからな
|
私は世界を恐怖で支配する。オヤジのやりかたでは金がかかりすぎるからな
|
|
恐怖はほんの少しで人の心を支配する。おろかな民衆のために金を使う必要はない
|
恐怖はほんの少しで人の心を支配する。おろかな民衆のために金を使う必要はない
|
|
私はオヤジとはちがうのだ
|
私はオヤジとはちがうのだ
|
ティファ
|
演説好きなところはそっくりね
|
演説好きなところはそっくりね
|
クラウド
|
エアリスを連れてビルから出てくれ!
|
エアリスを連れてビルから出てくれ!
|
バレット
|
なに?
|
なに?
|
クラウド
|
説明はあとだ!バレット! 本当の星の危機だ!
|
説明はあとだ!バレット! 本当の星の危機だ!
|
バレット
|
なんだそりゃ?
|
なんだそりゃ?
|
クラウド
|
あとで話す! いまは俺を信じてくれ!俺はこいつを倒してから行く!
|
あとで話す! いまは俺を信じてくれ!俺はこいつを倒してから行く!
|
バレット
|
わかったぜ、クラウド!
|
わかったぜ、クラウド!
|
|
++神羅ビル1階ロビー
|
++神羅ビル1階ロビー
|
バレット
|
オレが行くぜ!
|
オレが行くぜ!
|
|
++バレット、玄関に走るも引き返す
|
++バレット、玄関に走るも引き返す
|
バレット
|
チッ……! すっかりかこまれてやがる
|
チッ……! すっかりかこまれてやがる
|
|
オレひとりならともなくこのメンツじゃ……
|
オレひとりならともなくこのメンツじゃ……
|
エアリス
|
……やっぱり、あなたたちだけ逃げて
|
……やっぱり、あなたたちだけ逃げて
|
|
あの人たちがねらっているのはわたし。あなたたちだけなら……
|
あの人たちがねらっているのはわたし。あなたたちだけなら……
|
バレット
|
ヘッ、そうはいかねえな
|
ヘッ、そうはいかねえな
|
|
アンタはマリンを守るためにヤツらに捕まった。今度は、オレがアンタを守る番だ
|
アンタはマリンを守るためにヤツらに捕まった。今度は、オレがアンタを守る番だ
|
|
これ以上ヤツらの……神羅の好き勝手にはさせねえ
|
これ以上ヤツらの……神羅の好き勝手にはさせねえ
|
エアリス
|
……ありがと、バレットさん
|
……ありがと、バレットさん
|
バレット
|
ヘヘッ、よしてくれよ。『バレットさん』なんてオレのガラじゃねえや
|
ヘヘッ、よしてくれよ。『バレットさん』なんてオレのガラじゃねえや
|
レッド13
|
……さて
|
……さて
|
|
キミたちの話が終わったらそろそろここから逃げ出す方法を考えてみないか?
|
キミたちの話が終わったらそろそろここから逃げ出す方法を考えてみないか?
|
バレット
|
ん?あ、ああ……チェッ、いやに冷静なやつだな。どこかの誰かさんみたいだぜ
|
ん?あ、ああ……チェッ、いやに冷静なやつだな。どこかの誰かさんみたいだぜ
|
レッド13
|
なにか?
|
なにか?
|
バレット
|
いや、なんでもねえよ。さて、どうするか……
|
いや、なんでもねえよ。さて、どうするか……
|
ティファ
|
バレット!!
|
バレット!!
|
|
++そこへ、ティファ(一人)が来る
|
++そこへ、ティファ(一人)が来る
|
バレット
|
ティファ! クラウドは!?
|
ティファ! クラウドは!?
|
ティファ
|
みんな、こっち!
|
みんな、こっち!
|
バレット
|
ええ!? どうしたんだよ? クラウドは?
|
ええ!? どうしたんだよ? クラウドは?
|
ティファ
|
話は後! いいから早く!
|
話は後! いいから早く!
|
バレット
|
さて、どうするよ?
|
さて、どうするよ?
|
クラウド
|
セフィロスは生きている。俺は……あのときの決着をつけなくてはならない
|
セフィロスは生きている。俺は……あのときの決着をつけなくてはならない
|
バレット
|
それが星を救うことになるんだな?
|
それが星を救うことになるんだな?
|
クラウド
|
……おそらく、な
|
……おそらく、な
|
バレット
|
おっし、オレは行くぜ!
|
おっし、オレは行くぜ!
|
エアリス
|
わたしも、行く。……知りたいこと、あるから
|
わたしも、行く。……知りたいこと、あるから
|
クラウド
|
古代種のことか?
|
古代種のことか?
|
エアリス
|
……いろいろ、たくさん
|
……いろいろ、たくさん
|
ティファ
|
さらばミッドガル、ね
|
さらばミッドガル、ね
|
レッド13
|
私は故郷に帰るつもりだ。それまではいっしょに行ってやる
|
私は故郷に帰るつもりだ。それまではいっしょに行ってやる
|
ティファ
|
……旅がはじまるのね
|
……旅がはじまるのね
|
|
○ 「旅はきらいか?
|
○ 「旅はきらいか?
|
|
○ 「危険だぞ、いいのか?」(OK)
|
○ 「危険だぞ、いいのか?」(OK)
|
ティファ
|
……う〜ん。でもほら、クラウドが約束守ってくれればだいじょうぶよね、きっと
|
……う〜ん。でもほら、クラウドが約束守ってくれればだいじょうぶよね、きっと
|
エアリス
|
そういえば、わたしミッドガル出るの、はじめて……
|
そういえば、わたしミッドガル出るの、はじめて……
|
|
○ 「そうか……不安か?」(OK)
|
○ 「そうか……不安か?」(OK)
|
|
○ 「危険だぞ、いいのか?
|
○ 「危険だぞ、いいのか?
|
エアリス
|
ちょっと、う〜ん、かなり、かな。でも、なんでも屋さんがいっしょだし、ね?
|
ちょっと、う〜ん、かなり、かな。でも、なんでも屋さんがいっしょだし、ね?
|
バレット
|
エアリスのおふくろさんには安全な場所に移るようにって言っておいたからマリンも安全だな
|
エアリスのおふくろさんには安全な場所に移るようにって言っておいたからマリンも安全だな
|
|
○ 「そうだな」(OK)
|
○ 「そうだな」(OK)
|
|
○ 「さ〜て、どうかな
|
○ 「さ〜て、どうかな
|
エアリス
|
もう、ミッドガルはイヤだって言ってた……ちょうど良かったかな
|
もう、ミッドガルはイヤだって言ってた……ちょうど良かったかな
|
クラウド
|
さて……
|
さて……
|
|
○ 「もう少しここにいよう
|
○ 「もう少しここにいよう
|
|
○ 「行こうか!」(OK)
|
○ 「行こうか!」(OK)
|
バレット
|
ここから先団体行動にはリーダーが必要だ。リーダーといえばオレしかいねえ
|
ここから先団体行動にはリーダーが必要だ。リーダーといえばオレしかいねえ
|
ティファ
|
そうかしら……
|
そうかしら……
|
エアリス
|
どう考えてもクラウド、よね
|
どう考えてもクラウド、よね
|
バレット
|
チッ…………わかったよ。ここから【北東にカームって町】があるんだ。何かあったらそこを集合場所にしよう
|
チッ…………わかったよ。ここから【北東にカームって町】があるんだ。何かあったらそこを集合場所にしよう
|
|
それにしたって野っ原を5人でゾロゾロ歩くなんて危なくてしょうがねえ。おまえ、パーティーを2組に分けてみろ
|
それにしたって野っ原を5人でゾロゾロ歩くなんて危なくてしょうがねえ。おまえ、パーティーを2組に分けてみろ
|
|
++パーティー組替え:クラウド・ティファ・エアリス、バレット・レッド13
|
++パーティー組替え:クラウド・ティファ・エアリス、バレット・レッド13
|
バレット
|
……やると思ったぜ
|
……やると思ったぜ
|
|
じゃあ、カームでな!
|
じゃあ、カームでな!
|