++バラムガーデン エルオーネとの再会イベント++ ++バラムガーデン エルオーネとの再会イベント++
シュウ スコール!スコール!! スコール!スコール!!
シュウ あ、あのね、シド学園長知らない? あ、あのね、シド学園長知らない?
スコール 保健室だ 保健室だ
リノア 事件な感じ? 事件な感じ?
シュウ 【2階廊下奥のデッキ】へ行くとわかるわ。船が近づいてくるの。も、もしかしたらガルバディアの船かもしれない。ま、魔女が報復に来たのかもしれない。と、とにかく、学園長に報告しなくちゃ 【2階廊下奥のデッキ】へ行くとわかるわ。船が近づいてくるの。も、もしかしたらガルバディアの船かもしれない。ま、魔女が報復に来たのかもしれない。と、とにかく、学園長に報告しなくちゃ
(船!?ガルバディアの船か!?) (船!?ガルバディアの船か!?)
シド学園長いらっしゃいますか!! シド学園長いらっしゃいますか!!
スコール シド学園長はいない。おまえたちは……ガルバディアの船か? シド学園長はいない。おまえたちは……ガルバディアの船か?
我々はSeeD!これはイデアの船!我々は魔女イデアのSeeD! 我々はSeeD!これはイデアの船!我々は魔女イデアのSeeD!
(……SeeD!?) (……SeeD!?)
そちらへ行きます!武器は持っていません! そちらへ行きます!武器は持っていません!
我々には戦意はありません。シド学園長にお話があります。シド学園長は…… 我々には戦意はありません。シド学園長にお話があります。シド学園長は……
シド学園長 ここです ここです
シドさん、エルオーネを引き取りにきました。ここはもう安全ではありませんよね? シドさん、エルオーネを引き取りにきました。ここはもう安全ではありませんよね?
シド学園長 ……そうですね。残念ですが、たしかにそうですね ……そうですね。残念ですが、たしかにそうですね
(エルオーネ?あのウィンヒルのエルオーネか?) (エルオーネ?あのウィンヒルのエルオーネか?)
シド学園長 スコール。君はエルオーネを知ってるはずです。ガーデンのどこかにいるはずだからここに連れて来てもらえますか? スコール。君はエルオーネを知ってるはずです。ガーデンのどこかにいるはずだからここに連れて来てもらえますか?
(っていうか、こいつらなんだ?どういう関係なんだ?) (っていうか、こいつらなんだ?どういう関係なんだ?)
シド学園長 スコール? スコール?
スコール ……了解 ……了解
シド学園長 エルオーネをここに連れてきて下さい エルオーネをここに連れてきて下さい
シュウ 私も、あとで捜しに行くわ 私も、あとで捜しに行くわ
ゼル スコール、エルオーネって、あの子だよな。あの、ラグナが気にかけてた女の子だよな? スコール、エルオーネって、あの子だよな。あの、ラグナが気にかけてた女の子だよな?
スコール あぁ、多分そうだろう あぁ、多分そうだろう
ゼル どこに、いるのか知ってるのか? じゃあ、手分けして探そうぜ どこに、いるのか知ってるのか? じゃあ、手分けして探そうぜ
リノア ねぇ、スコール、エルオーネってどんな人? ねぇ、スコール、エルオーネってどんな人?
スコール 『あっちの世界』の登場人物だ 『あっちの世界』の登場人物だ
な〜に、スコール? な〜に、スコール?
スコール もしかして……エルオーネ? もしかして……エルオーネ?
そう、エルオーネ そう、エルオーネ
スコール あんたがエルオーネ?あの、エルオーネ? あんたがエルオーネ?あの、エルオーネ?
(どういうことだ?) (どういうことだ?)
スコール ラグナを……知ってるな? ラグナを……知ってるな?
エルオーネ 知ってる。大好きなラグナおじさん 知ってる。大好きなラグナおじさん
スコール 教えてくれ!あれは、なんなんだ? 教えてくれ!あれは、なんなんだ?
エルオーネ ごめんね、スコール。うまく説明できそうにない。 でも、ひとつだけ。あれは『過去』よ ごめんね、スコール。うまく説明できそうにない。 でも、ひとつだけ。あれは『過去』よ
(……やっぱり過去を見ていたのか) (……やっぱり過去を見ていたのか)
エルオーネ 過去は変えられないって人は言う。でも、それでもやっぱり、可能性があるなら試してみたいじゃない? 過去は変えられないって人は言う。でも、それでもやっぱり、可能性があるなら試してみたいじゃない?
(過去を変えたいだって?本気で言ってんのか?バカバカしい……) (過去を変えたいだって?本気で言ってんのか?バカバカしい……)
スコール あんたがやっているのか!?あんたが『あっちの世界』に俺たちを連れていくのか!? あんたがやっているのか!?あんたが『あっちの世界』に俺たちを連れていくのか!?
エルオーネ ごめんね ごめんね
(……またかよ。また、わけのわからないことで俺は混乱する) (……またかよ。また、わけのわからないことで俺は混乱する)
スコール どうして俺なんだ!?俺は今の自分のことで精一杯なんだ!俺を、俺を巻き込むな! どうして俺なんだ!?俺は今の自分のことで精一杯なんだ!俺を、俺を巻き込むな!
エルオーネ ごめんね ごめんね
スコール 俺を……俺をあてにするな 俺を……俺をあてにするな
シュウ スコール、エルオーネはいた? スコール、エルオーネはいた?
エルオーネ あの……私です あの……私です
シュウ だいじょうぶ? だいじょうぶ?
(エルオーネがささやいた言葉は……) (エルオーネがささやいた言葉は……)
(頼れるのは、あなたたちだけなの、だ) (頼れるのは、あなたたちだけなの、だ)
(どうして人は人に頼るんだ?) (どうして人は人に頼るんだ?)
(自分のことは自分でなんとかすればいい) (自分のことは自分でなんとかすればいい)
(俺は今まで誰にも頼らずに生きてきた。辛いことも苦しいことも飲み込んでそうやって生きてきた) (俺は今まで誰にも頼らずに生きてきた。辛いことも苦しいことも飲み込んでそうやって生きてきた)
(……たしかに、子供のころは自分1人でなんて無理だったさ) (……たしかに、子供のころは自分1人でなんて無理だったさ)
(いろんな人に頼ってきたけど……) (いろんな人に頼ってきたけど……)
(それは認めてもいい。いろんな人がいたから、今の俺がいる) (それは認めてもいい。いろんな人がいたから、今の俺がいる)
(今は1人で大丈夫。生きていく手段も身につけている。もう子供じゃないから、なんでも知ってる……) (今は1人で大丈夫。生きていく手段も身につけている。もう子供じゃないから、なんでも知ってる……)
(ウソだ。俺はなにも知らなくて混乱してる) (ウソだ。俺はなにも知らなくて混乱してる)
(誰にも頼らず生きていきたい。それにはどうしたらいいんだ?) (誰にも頼らず生きていきたい。それにはどうしたらいいんだ?)
(教えてくれ……誰か教えてくれ) (教えてくれ……誰か教えてくれ)
(誰か?結局……俺も誰かに頼るのか?) (誰か?結局……俺も誰かに頼るのか?)
『……おねえちゃん。 『……おねえちゃん。
ぼく……ひとりぼっちだよ。 ぼく……ひとりぼっちだよ。
でも……がんばってるんだよ。 でも……がんばってるんだよ。
おねえちゃんいなくてもだいじょうぶだよ。 おねえちゃんいなくてもだいじょうぶだよ。
なんでもひとりでできるようになるよ』 なんでもひとりでできるようになるよ』