++テラ ++テラ
++少女を追う ++少女を追う
ジタン !?あ、おい…… !?あ、おい……
ジタン ……?……何なんだよ ……?……何なんだよ
++ブラン・バル ++ブラン・バル
++ダガーを休ませる ++ダガーを休ませる
ジタン どこかでダガーを休ませてやらないと…… どこかでダガーを休ませてやらないと……
スタイナー ジタン!姫さまのことは自分に任せて一刻も早くお休みになれる場所を! ジタン!姫さまのことは自分に任せて一刻も早くお休みになれる場所を!
ジタン そうだな……ここならどこか場所もありそうだし……わかった!それまでダガーをたのむ! そうだな……ここならどこか場所もありそうだし……わかった!それまでダガーをたのむ!
エーコ ねえ……この辺りに……どこかお薬とか…………ねえ……この辺りにお薬とか売ってるお店とか…… ねえ……この辺りに……どこかお薬とか…………ねえ……この辺りにお薬とか売ってるお店とか……
紫服のジェノム …… ……
エーコ だから〜っ!お薬どこかにないか聞いてるのっ!んもうっ!!なんでここは変な人ばっかなのっ!?みんな、ジタンみたいなシッポが生えてるし……ああ、その辺りにピモピモ草でも生えてれば気付け薬作るのに……ないわよねえ……こんなところには…… だから〜っ!お薬どこかにないか聞いてるのっ!んもうっ!!なんでここは変な人ばっかなのっ!?みんな、ジタンみたいなシッポが生えてるし……ああ、その辺りにピモピモ草でも生えてれば気付け薬作るのに……ないわよねえ……こんなところには……
ジタン ダガー…… ダガー……
スタイナー 姫さま……おいたわしや…… 姫さま……おいたわしや……
ジタン クソッ! クソッ!
フライヤ どうしたのじゃ、ジタン?先ほどから、おぬしらしくもない どうしたのじゃ、ジタン?先ほどから、おぬしらしくもない
ジタン なんだよ、オレらしくって…… なんだよ、オレらしくって……
フライヤ …… ……
ジタン すまない……自分でもなんだかよくわからないんだ……ただ、なぜか……落ち着かないんだ……この青い光…… すまない……自分でもなんだかよくわからないんだ……ただ、なぜか……落ち着かないんだ……この青い光……
++エーコがジタンを呼びに ++エーコがジタンを呼びに
エーコ あ、ダガー!!だいじょうぶだったの? あ、ダガー!!だいじょうぶだったの?
ダガー もう平気よ…… もう平気よ……
エーコ ダメダメ!なんだかまだ顔色が悪いよ、休んでなきゃん?なんだか他のみんなも顔色が悪い気がするけど、どうしたの? ダメダメ!なんだかまだ顔色が悪いよ、休んでなきゃん?なんだか他のみんなも顔色が悪い気がするけど、どうしたの?
フライヤ 案ずることはない……慣れぬ地でみな疲れたのじゃろう 案ずることはない……慣れぬ地でみな疲れたのじゃろう
エーコ ふうん……あれ?ジタンどこ行くの?あ、そう言えば……!あの変な子!エーコたちをここまで案内してきた子がまた変なことを……ジタンのことを地下研究所で待ってるですって!なんかや〜らしい!ジタン? ふうん……あれ?ジタンどこ行くの?あ、そう言えば……!あの変な子!エーコたちをここまで案内してきた子がまた変なことを……ジタンのことを地下研究所で待ってるですって!なんかや〜らしい!ジタン?
エーコ だいじょうぶよ!ダガーのことはエーコが見てるから! だいじょうぶよ!ダガーのことはエーコが見てるから!
スタイナー 姫さま……おいたわしや…… 姫さま……おいたわしや……
フライヤ ジタンも休むか? ジタンも休むか?
++ジタンを探しに行く ++ジタンを探しに行く
ダガー ごめんね、足手まといになっちゃって…… ごめんね、足手まといになっちゃって……
エーコ 気にしなくていいよ、ダガーは休んでて! 気にしなくていいよ、ダガーは休んでて!
++ATE{いつか帰るところ} ++ATE{いつか帰るところ}
クイナ オホー!!大きな石アルね〜!こんなモノ、ミンナでながめていったいどうするアルか?実はこれ食べられるアルか?それともでっかい石焼きイモに使うアルか?……何にも反応ないアルね……ちょっとなめてみるアルよ……何も言わないってことはかまわないってことアルよ……ン〜……ちょっとしょっぱいアルか?オロ?アレは……ジタン何やってるアルか?こんなところにつったって…… オホー!!大きな石アルね〜!こんなモノ、ミンナでながめていったいどうするアルか?実はこれ食べられるアルか?それともでっかい石焼きイモに使うアルか?……何にも反応ないアルね……ちょっとなめてみるアルよ……何も言わないってことはかまわないってことアルよ……ン〜……ちょっとしょっぱいアルか?オロ?アレは……ジタン何やってるアルか?こんなところにつったって……
ジタン あ、ああ……なんだ……クイナか…… あ、ああ……なんだ……クイナか……
クイナ そんなところで黙って立ってるとここのしゃべらない人タチと、まったく見分けがつかないアルよ誰にも似てる人がいるとは言うアルが、こんな地面の内側に似てる人がイッパイとは……世の中不思議なことがあるものアルねえ…… そんなところで黙って立ってるとここのしゃべらない人タチと、まったく見分けがつかないアルよ誰にも似てる人がいるとは言うアルが、こんな地面の内側に似てる人がイッパイとは……世の中不思議なことがあるものアルねえ……
ジタン そうだな…… そうだな……
クイナ ジタン、どうしたアルか?さっきから何か変アルよ…… ジタン、どうしたアルか?さっきから何か変アルよ……
ジタン ん?そ、そんなことないぜ……オレはいつものオレさ……そんなこと言って、クイナだってクイナの師匠と見た目ソックリだぜ ん?そ、そんなことないぜ……オレはいつものオレさ……そんなこと言って、クイナだってクイナの師匠と見た目ソックリだぜ
クイナ そりゃそうアルよ、クエール師匠とワタシは同じク族アル そりゃそうアルよ、クエール師匠とワタシは同じク族アル
ジタン だろ?他の種族から見たら同じ種族の者は似て見えるものさ…… だろ?他の種族から見たら同じ種族の者は似て見えるものさ……
クイナ フムム〜……そういうものアルかねえ……(ジタンが去る) フムム〜……そういうものアルかねえ……(ジタンが去る)
クイナ フヌ?同じ……種族? フヌ?同じ……種族?
++ATE{こころのありか} ++ATE{こころのありか}
ビビ ねえ……この辺りって…… ねえ……この辺りって……
紫服のジェノムの少年 …… ……
ビビ あ、あの……キミたちってここで何をしてるの? あ、あの……キミたちってここで何をしてるの?
……(ミコトが来て立ち止まる) ……(ミコトが来て立ち止まる)
ビビ う〜んと……ああ、そうそう……ここの青い光きれいだよねえ…… う〜んと……ああ、そうそう……ここの青い光きれいだよねえ……
……」(ジタンが来て、ビビとジェノムを見る) ……」(ジタンが来て、ビビとジェノムを見る)
ビビ キミたちも好きなんでしょ?みんな青い光見てるから…… キミたちも好きなんでしょ?みんな青い光見てるから……
この光は我々に不快感をもたらす…… この光は我々に不快感をもたらす……
ビビ あ、そう……(ビビ帽子を直す、ミコト去る) あ、そう……(ビビ帽子を直す、ミコト去る)
ビビ (あれ?さっきの子だ……):ん?あれ?ジタン、何してるの?」) (あれ?さっきの子だ……):ん?あれ?ジタン、何してるの?」)
ジタン 何してるの……って、ビビこそ何やってんだ? 何してるの……って、ビビこそ何やってんだ?
ビビ ここの村の人たちに話を聞こうと……この子ならあんまり歳も変わんなそうだし…… ここの村の人たちに話を聞こうと……この子ならあんまり歳も変わんなそうだし……
ジタン 無理だろ?そいつらに何聞いてもロクな答えは…… 無理だろ?そいつらに何聞いてもロクな答えは……
ビビ う〜ん……でもなんだか、話せば伝わる気がするんだ う〜ん……でもなんだか、話せば伝わる気がするんだ
ジタン へえ……おまえがそんなことを言うなんてな へえ……おまえがそんなことを言うなんてな
ビビ 何て言ったらいいのか……その……似てる気がするんだ 何て言ったらいいのか……その……似てる気がするんだ
ジタン 似てる?どういうことだ?オレに似てるのは見りゃわかるぜ? 似てる?どういうことだ?オレに似てるのは見りゃわかるぜ?
ビビ ちがうちがう……そうじゃなくて……カーゴシップやクレイラで見た……ボクの仲間たちにぜんぜん見た目は似てないんだけどね、ひとつだけわかるよ……この子たちの心もカラッポなんかじゃないもしかしたら、心がどこかにおでかけしてるだけなのかもしれない ちがうちがう……そうじゃなくて……カーゴシップやクレイラで見た……ボクの仲間たちにぜんぜん見た目は似てないんだけどね、ひとつだけわかるよ……この子たちの心もカラッポなんかじゃないもしかしたら、心がどこかにおでかけしてるだけなのかもしれない
ジタン そうか……カラッポじゃない、か…… そうか……カラッポじゃない、か……
ビビ あれ?ジタンどこ行くの?……ジタン? あれ?ジタンどこ行くの?……ジタン?
++集会所 ++集会所
クイナ お、エーコアルか……いったいジタンはどうしたアルか?ナニか様子がおかしいアル…… お、エーコアルか……いったいジタンはどうしたアルか?ナニか様子がおかしいアル……
エーコ わかんないの……なんだか黙って出ていっちゃって…… わかんないの……なんだか黙って出ていっちゃって……
クイナ ワタシもいっしょにジタン探しに行くアルよ ワタシもいっしょにジタン探しに行くアルよ
++池のほとり ++池のほとり
ビビ あ、エーコ……ジタンがね…… あ、エーコ……ジタンがね……
エーコ ジタンを見たの!? ジタンを見たの!?
ビビ う、うん…… う、うん……
エーコ んもうっ!なぁんで止めないのよっ! んもうっ!なぁんで止めないのよっ!
ビビ え?止めるって……たしかにジタン変だったけど……ジタン追っかけてるんならボクもいっしょに行くよ! え?止めるって……たしかにジタン変だったけど……ジタン追っかけてるんならボクもいっしょに行くよ!
++ATE{この世に生を受けたこと} ++ATE{この世に生を受けたこと}
少女(ミコト こっちよ……(ミコト、門の中に入る) こっちよ……(ミコト、門の中に入る)
サラマンダー おい、ジタン おい、ジタン
ジタン なんだ、サラマンダーかよ なんだ、サラマンダーかよ
サラマンダー なんだとはごあいさつだなしかしどういうことだ?こんな地中までやって来て……さぞかし強い奴もいるのだろうと思って来たら……ふぬけばかりだ なんだとはごあいさつだなしかしどういうことだ?こんな地中までやって来て……さぞかし強い奴もいるのだろうと思って来たら……ふぬけばかりだ
ジタン 張り合いがないか? 張り合いがないか?
サラマンダー ふん……そんなところだ ふん……そんなところだ
ジタン なあサラマンダー……ひとつ、聞いていいか? なあサラマンダー……ひとつ、聞いていいか?
サラマンダー ……聞くなと言ってもどうせ聞くのだろう? ……聞くなと言ってもどうせ聞くのだろう?
ジタン おまえ……親とか家族はいるのか? おまえ……親とか家族はいるのか?
サラマンダー ずいぶんくだらん質問だな…… ずいぶんくだらん質問だな……
ジタン すまんな……ちょっと興味があったもんでな すまんな……ちょっと興味があったもんでな
サラマンダー 物心ついた時に目の前にあったのは親の顔じゃない……倒すべき敵の顔だ戦いの中に身を置くこと以上の意義を感じたことはなかった…… 物心ついた時に目の前にあったのは親の顔じゃない……倒すべき敵の顔だ戦いの中に身を置くこと以上の意義を感じたことはなかった……
ジタン 『なかった』か……過去形なんだな…… 『なかった』か……過去形なんだな……
サラマンダー ふん……『誰かさんのおかげだ』とでも言えばいいのか? ふん……『誰かさんのおかげだ』とでも言えばいいのか?
ジタン よせやい……気味が悪い よせやい……気味が悪い
サラマンダー おまえはどうなんだ? おまえはどうなんだ?
ジタン 親とか……家族とかか?オレに……親はいない 親とか……家族とかか?オレに……親はいない
++ゲート前 ++ゲート前
エーコ ねえサラマンダー……ジタンはこの先に向ったの? ねえサラマンダー……ジタンはこの先に向ったの?
サラマンダー ああ、そうみたいだ……いつになく深刻な顔をしてやがった…… ああ、そうみたいだ……いつになく深刻な顔をしてやがった……
エーコ やっぱり何かおかしいわ…… やっぱり何かおかしいわ……
サラマンダー 探しに行くんだろ? 探しに行くんだろ?
エーコ え? え?
サラマンダー いっしょに行ってやるって言ってんだ、ボサッとしてんじゃねえ いっしょに行ってやるって言ってんだ、ボサッとしてんじゃねえ
++ブラン・バルからテラに戻ろうとする ++ブラン・バルからテラに戻ろうとする
エーコ まさかこれ以上前に戻ってるってことはないわね まさかこれ以上前に戻ってるってことはないわね