++第五章捕われの第三王子軍 ++第五章捕われの第三王子軍
++第五章サラバンド総督府 ++第五章サラバンド総督府
見張りの兵士 ふうむ人の気配がしたと思ったが・・・気のせいだったようだな? ふうむ人の気配がしたと思ったが・・・気のせいだったようだな?
念のためメディオン軍の様子でも確かめてみることにするか・・・? 念のためメディオン軍の様子でも確かめてみることにするか・・・?
○ 兵士に見つかる ○ 兵士に見つかる
++サロン ++サロン
シュミット ややこれは我が帝国のメディオン王子・・・どうやら私をお忘れのようですが帝国の外交官のシュミットでございます ややこれは我が帝国のメディオン王子・・・どうやら私をお忘れのようですが帝国の外交官のシュミットでございます
総督と皇帝の行方について協議するためヘッドランドまでやってきたのですがそこで王子にお会いするとは奇遇ですな。 総督と皇帝の行方について協議するためヘッドランドまでやってきたのですがそこで王子にお会いするとは奇遇ですな。
補佐官 私はシュミット様の補佐官ですけどサラバンド相手の外交は結構ですな 私はシュミット様の補佐官ですけどサラバンド相手の外交は結構ですな
このサロンで昼間から高級な酒を飲み上流階級の生活が楽しめるのですから! このサロンで昼間から高級な酒を飲み上流階級の生活が楽しめるのですから!
外交官 私も長年外交畑を歩んできましたがシュミット外交官は思った以上の紳士で外交官仲間として敬愛の念を覚えますな 私も長年外交畑を歩んできましたがシュミット外交官は思った以上の紳士で外交官仲間として敬愛の念を覚えますな
・・・我々は大人のつき合いによって両国の友好を交わし会っているのです帝国王子の出る幕ではありませんぞ。 ・・・我々は大人のつき合いによって両国の友好を交わし会っているのです帝国王子の出る幕ではありませんぞ。
おっさん 我が国の総督グラビー様の呼びかけでもうすぐサラバンドとヘッドランドと帝国との友好条約が調印されるのです。 我が国の総督グラビー様の呼びかけでもうすぐサラバンドとヘッドランドと帝国との友好条約が調印されるのです。
おばさん1 んまあメディオン王子と話せる光栄は夫が外交官でなければ果たせぬ夢です んまあメディオン王子と話せる光栄は夫が外交官でなければ果たせぬ夢です
グラビー総督には本当に良くして頂き感謝の気持ちでいっぱいですわ・・・両国の永続なる共存バンザイ! グラビー総督には本当に良くして頂き感謝の気持ちでいっぱいですわ・・・両国の永続なる共存バンザイ!
おばさん2 グラビー総督とアロガント王子とがグラビー邸で現在会見中ですのよ グラビー総督とアロガント王子とがグラビー邸で現在会見中ですのよ
おふたりがここに出てくるまでにはもうしばらくかかる予定とか・・・。 おふたりがここに出てくるまでにはもうしばらくかかる予定とか・・・。
兵士 あんたの狙うものはなんです・・・メディオン軍の仲間ですかそれとも・・・皇帝・・・ですかな王子・・・。 あんたの狙うものはなんです・・・メディオン軍の仲間ですかそれとも・・・皇帝・・・ですかな王子・・・。
++2階 ++2階
兵士1 王子どうやってサロンに入った・・・ここでは我々が手を出せぬと知っていて大たんにも姿を現しおったのだな・・・ 王子どうやってサロンに入った・・・ここでは我々が手を出せぬと知っていて大たんにも姿を現しおったのだな・・・
サラバンド近衛兵に恥をかかせたことはきっと・・・後で後悔することになるぞ。 サラバンド近衛兵に恥をかかせたことはきっと・・・後で後悔することになるぞ。
兵士2 ぬうどこから入ったのだ・・・王子この先はグラビー様の執務室なのだお主には・・・絶対先に進ませぬ! ぬうどこから入ったのだ・・・王子この先はグラビー様の執務室なのだお主には・・・絶対先に進ませぬ!
兵士3 ここをお通しはできませんぞ王子・・・外交官殿の前に現れるなんてあんたにはラックがついてるようだ。 ここをお通しはできませんぞ王子・・・外交官殿の前に現れるなんてあんたにはラックがついてるようだ。
兵士4 ここから出せる訳がないですよ・・・おっと騒ぐのもやめて下さい・・・帝国の外交官の命が大事なら・・・ね。 ここから出せる訳がないですよ・・・おっと騒ぐのもやめて下さい・・・帝国の外交官の命が大事なら・・・ね。
++牢屋近く ++牢屋近く
○ サロンに侵入した ○ サロンに侵入した
○ サロンに侵入しなかった ○ サロンに侵入しなかった