++第五章捕われの第三王子軍 ++第五章捕われの第三王子軍
++第五章サラバンド総督府<グラビー邸内戦闘後> ++第五章サラバンド総督府<グラビー邸内戦闘後>
シュミット グラビー総督がドミネート様を誘拐しグラビー邸に監禁していたなんて・・・私は知らなかったのですメディオン様。 グラビー総督がドミネート様を誘拐しグラビー邸に監禁していたなんて・・・私は知らなかったのですメディオン様。
補佐官 メディオン様が総督府に侵攻したのがドミネート皇帝の救出の目的だなんて・・・まったく知りませんでしたよ メディオン様が総督府に侵攻したのがドミネート皇帝の救出の目的だなんて・・・まったく知りませんでしたよ
でもメディオン様が他の王子と比べ勇気と行動力に抜きん出た方だとはずっと前から気づいていましたよ! でもメディオン様が他の王子と比べ勇気と行動力に抜きん出た方だとはずっと前から気づいていましたよ!
外交官 グラビー様がドミネート皇帝を・・・どうしてそんなことをしたのでしょう私はグラビー様がわからなくなった。 グラビー様がドミネート皇帝を・・・どうしてそんなことをしたのでしょう私はグラビー様がわからなくなった。
おっさん サラバンドと帝国は友好的な関係と今日まで信じていた私だったのですああサラバンドが犯罪の国だなんて。 サラバンドと帝国は友好的な関係と今日まで信じていた私だったのですああサラバンドが犯罪の国だなんて。
おばさん1 主人はグラビー総督と友好関係にあってドミネート皇帝の誘拐を気づかなかったこれは確かに・・・死刑に値しますわ 主人はグラビー総督と友好関係にあってドミネート皇帝の誘拐を気づかなかったこれは確かに・・・死刑に値しますわ
でも私は神に誓って落ち度はありません罰するのはどうか主人だけに・・・! でも私は神に誓って落ち度はありません罰するのはどうか主人だけに・・・!
おばさん2 グラビー様が見放したこの国は終わり・・・私たちの上流階級の暮らしもこれでサヨナラ・・・なんだわ。 グラビー様が見放したこの国は終わり・・・私たちの上流階級の暮らしもこれでサヨナラ・・・なんだわ。
++2階 ++2階
兵士1 サラバンド国の主要人物がいなくてもしばらく国は運営できるでしょう サラバンド国の主要人物がいなくてもしばらく国は運営できるでしょう
しかしこの都市の蒸気機関のカギはグラビー様が持っているのですよこれではサラバンドが移動できない。 しかしこの都市の蒸気機関のカギはグラビー様が持っているのですよこれではサラバンドが移動できない。
兵士2 グラビー様が我々を見捨てて・・・シーゲイト号で逃げていかれるとは・・・サラバンドもこれで終わりです。 グラビー様が我々を見捨てて・・・シーゲイト号で逃げていかれるとは・・・サラバンドもこれで終わりです。
++総督府出口 ++総督府出口
オネスティ 皇帝から手紙をお預かりしたので私はこれからデストニアに向かいます。 皇帝から手紙をお預かりしたので私はこれからデストニアに向かいます。
それにしてもこの手紙のこと・・・何だか・・・とても気になるのです。 それにしてもこの手紙のこと・・・何だか・・・とても気になるのです。
ドミネート皇帝はこの手紙を渡す時くれぐれもマジェスティ様以外・・・決して見せるなと念を押されるのです。 ドミネート皇帝はこの手紙を渡す時くれぐれもマジェスティ様以外・・・決して見せるなと念を押されるのです。
あれだけ帝国への忠誠を確認した私にまださらに念を押さねばならぬ手紙とは・・・手紙を渡す時の皇帝の恐ろしさも。 あれだけ帝国への忠誠を確認した私にまださらに念を押さねばならぬ手紙とは・・・手紙を渡す時の皇帝の恐ろしさも。
私はレリアンス様に最後のお別れと共にご相談してみようと思いますが・・・。 私はレリアンス様に最後のお別れと共にご相談してみようと思いますが・・・。
それでは私はこれでまいりますが・・・王子もくれぐれも気をつけて下さい。 それでは私はこれでまいりますが・・・王子もくれぐれも気をつけて下さい。
++グラビー邸内 ++グラビー邸内
フィデリティ ドミネート皇帝は手紙を書かれた後休息をとっていらっしゃいます。 ドミネート皇帝は手紙を書かれた後休息をとっていらっしゃいます。